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read

MDF データストア内のデータを読み取る

構文

data = read(mdfds)

[data,info] = read(mdfds)

説明

data = read(mdfds) は、mdfds によって指定された MDF データストアからデータを読み取り、timetable を返します。

read 関数は、データストアからデータのサブセットを返します。サブセットのサイズは、データストア オブジェクトの ReadSize プロパティによって決まります。最初の呼び出しでは、read はデータストアの先頭から読み取りを開始し、後続の呼び出しでは前の呼び出しのエンドポイントから読み取りを続行します。reset を使用して最初からもう一度読んでください。

[data,info] = read(mdfds) は、抽出されたデータに関するメタデータを含む情報も出力引数 info に返します。

例

ファイルによるデータストアの読み取り

MDF データストアから一度に 1 ファイルずつデータを読み取ります。

mdfds = mdfDatastore({'CANape1.MF4','CANape2.MF4','CANape3.MF4'});
mdfds.ReadSize = 'file';
data = read(mdfds); 

2 番目のファイルを読み取り、データに関する情報を表示します。

[data2,info2] = read(mdfds);
info2 

  struct with fields:

             Filename: 'CANape2.MF4'
             FileSize: 57592
    MDFFileProperties: [1×1 struct]

入力引数

mdfds — MDFデータストア

MDFデータストアオブジェクト

MDF データストア。MDF データストア オブジェクトとして指定されます。

例: mdfds = mdfDatastore('CANape.MF4')

出力引数

data — 出力データ

timetable

出力データは、MDF レコードの timetable として返されます。

info — データに関する情報

構造体配列

データに関する情報。次のフィールドを持つ構造体配列として返されます。

Filename
FileSize
MDFFileProperties

バージョン履歴

R2017b で導入

参考

関数

• mdfDatastore | readall | preview | reset | hasdata

トピック

• MDF データストア入門