oobMeanMargin
out-of-bag 平均マージン
構文
mar = oobMeanMargin(B)
mar = oobMeanMargin(B,'param1',val1,'param2',val2,...)
説明
mar = oobMeanMargin(B)
は、学習したバガー B
を使用して、学習データの out-of-bag 観測に対する平均分類マージンを計算します。oobMeanMargin
は、すべての out-of-bag 観測におけるマージンを平均化します。mar
は、長さ NTrees
の行ベクトルです。ここで、NTrees
はアンサンブル内のツリーの数です。
mar = oobMeanMargin(B,'param1',val1,'param2',val2,...)
は、以下のオプション パラメーターの名前と値のペアを指定します。
'Mode' | oobMeanMargin による誤差の計算方法を示す文字ベクトルまたは string スカラー。'cumulative' (既定) に設定した場合、mar は長さが NTrees のベクトルになり、1 番目の要素は trees(1) の平均マージンを、2 番目の要素は trees(1:2) の平均マージンを与え、trees(1:NTrees) まで他の要素についても同様になります。'individual' に設定すると、mar は長さ NTrees のベクトルになります。ここで、各要素はアンサンブル内の各ツリーからの平均マージンです。'ensemble' に設定すると、mar はアンサンブル全体の累積平均マージンを示すスカラーとなります。 |
'Trees' | この計算に含めるツリーを示すインデックスのベクトル。既定の設定では、この引数は 'all' に設定され、メソッドはすべてのツリーを使用します。'Trees' が数値ベクトルである場合、メソッドは 'cumulative' モードと 'individual' モードでは長さ NTrees のベクトルを返します。ここで、NTrees は入力ベクトルの要素数です。'ensemble' モードではスカラーを返します。たとえば、'cumulative' モードで、最初の要素は trees(1) からの平均マージンを出力し、2 番目の要素は trees(1:2) からの平均マージンを出力し、以下同様です。 |
'TreeWeights' | ツリーの重みのベクトル。このベクトルは、'Trees' ベクトルと同じ長さでなければなりません。oobMeanMargin は、これらの重みを使用して、重み付けされていない単純な多数決ではなく、加重平均を取得することで、指定したツリーからの出力を結合します。'individual' モードでこの引数を使用することはできません。 |