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prune

回帰木の枝刈りによる回帰部分木のシーケンスの生成

説明

tree1 = prune(tree) は、最適な枝刈り順序を含む回帰木 tree のコピーを返します。

___ = prune(tree,Alpha=alpha) は、tree を枝刈りコスト alpha まで枝刈りするように指定します。

___ = prune(tree,Level=level) は、tree をレベル level まで枝刈りするように指定します。

___ = prune(tree,Nodes=nodes) は、nodes に列挙された枝ノードが tree の葉ノードになるように指定します。

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carsmall データ セットを読み込みます。HorsepowerWeight は予測子変数であるとします。

load carsmall;
X = [Weight Horsepower];
varNames = ["Weight" "Horsepower"];

データ セット全体を使用して回帰木を成長させます。木を表示します。

Mdl = fitrtree(X,MPG,PredictorNames=varNames)
Mdl = 
  RegressionTree
           PredictorNames: {'Weight'  'Horsepower'}
             ResponseName: 'Y'
    CategoricalPredictors: []
        ResponseTransform: 'none'
          NumObservations: 94


view(Mdl,Mode="graph");

この回帰木には 16 個の枝刈りレベルがあります。

枝刈りレベル 10 まで回帰木を枝刈りします。枝刈りした木を表示します。

MdlPruned = prune(Mdl,Level=10);
view(MdlPruned,Mode="graph");

枝刈りされた木には 6 つの枝刈りレベルがあります。

入力引数

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回帰木モデル。fitrtree で学習させた RegressionTree モデル オブジェクトとして指定します。

枝刈りコスト。0 (枝刈りなし) から 1 (1 ノードまで枝刈り) までの数値スカラーとして指定します。関数 prune は、木を枝刈りして、(葉ノード数の Alpha 倍) とコスト (平均二乗誤差) の和を最小にします。

枝刈りレベル。0 (枝刈りなし) からこの木の最大枝刈りレベル max(tree.PruneList) までの数値スカラーとして指定します。関数 prune は、このレベルまで枝刈りされた木を返します。

葉ノードになる枝ノード。1 から tree.NumNodes までの要素をもつ数値ベクトルとして指定します。Nodes に列挙された tree 枝ノードは、親ノードも枝刈りしない限り、すべて tree1 の葉ノードになります。

出力引数

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tree の更新されたバージョン。RegressionTree モデル オブジェクトとして返されます。

prune にいずれかの名前と値の引数を指定する場合、tree1 は最適な枝刈り順序を使用して tree から作成される枝刈りした木になります。

prune にいずれの名前と値の引数も指定しない場合、tree1 は枝刈りしていない完全な tree になりますが、最適な枝刈り情報が追加されています。この情報は、tree を別の木を枝刈りして作成する場合や、関数 fitrtreePrune="off",MergeLeaves="off" を指定して作成する場合に便利です。最適な枝刈り順序を使用して木を複数回枝刈りする場合は、fitrtreetree を作成するときに Prune="on" を指定します。

拡張機能

バージョン履歴

R2011a で導入