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Stateflow チャートのアニメーション化
シミュレーション中に、アニメーションによって、チャートが適切に動作するかどうかを視覚的に確認できます。アニメーションでは、チャート内のアクティブなオブジェクトが実行時に強調表示されます。Simulink® モデル内のチャートでは、チャート アニメーションについて、シミュレーション中の速度を制御したり、オフにしたりできます。アニメーションはアクセラレータ モードでは実行されません。
アニメーション速度の設定
Stateflow® エディターの [デバッグ] タブで、[アニメーション速度] から次を選択します。
超高速
高速
中速
低速
なし
[超高速]
アニメーションは強調表示をバッファー処理することにより最高のシミュレーション速度を提供します。[超高速]
アニメーション中は、より最近強調表示されたオブジェクトが、より鮮明な水色で表示されます。これらの強調表示は、シミュレーションが進むにつれ消えていきます。
既定のアニメーション速度である [高速]
では、各タイム ステップでアクティブな強調表示が表されます。各タイム ステップに遅延を追加するには、アニメーション速度を [中速]
または [低速]
に設定します。
強調表示の保持
シミュレーションの終了後にアクティブ ステートの強調表示をチャート内に保持するには、[デバッグ] タブで、[シミュレーション終了後にアクティブ ステートの強調表示を保持] を選択します。
アニメーションを無効にする
Stateflow チャートでは既定でアニメーションは有効になっています。チャートのアニメーションをオフにするには、[デバッグ] タブで、[アニメーションの強調表示を削除] を選択します。
ターゲット システムにおける生成コード実行時のチャートのアニメーション化
Simulink Coder™ をお持ちの場合、エクスターナル モードを使用して Simulink モデルと、ターゲット システムにダウンロードされ、実行されている生成コードとの間の通信を確立できます。Stateflow ソフトウェアはエクスターナル モード通信チャネルを使用してチャートのステートをアニメーション化できます。また、ローカル スコープのチャート データをテスト ポイントに指定し、テスト ポイント データをフローティング スコープおよび信号ビューアーで表示できます。
詳細については、以下を参照してください。
XCP 通信を使用したエクスターナル モード シミュレーション (Simulink Coder)
TCP/IP またはシリアル通信を使用するエクスターナル モード シミュレーション (Simulink Coder)
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アニメーションは SIL モードまたは PIL モードでは実行されません。