バッテリー ブロックの電圧-充電基本特性のプロット
完全なモデルを作成することなく、BatteryブロックとBattery (Table-Based)ブロックの電圧-充電基本特性をプロットできます。そのプロットを使用して、デバイス特性に関するパラメーター選択の影響を調べます。ブロックをデータシートからパラメーター化する場合は、プロットとデータシートを比較して、ブロックを正しくパラメーター化していることを確認できます。完全な作業用モデルがあるものの、どの製造パーツを使用すればよいかわからない場合は、プロットとデータシートを比較して判断できます。
基本特性をプロットするには、ブロックを右クリックし、コンテキスト メニューから [Battery]、[基本特性] を選択します。ブロックのパラメーター値を使用して一連のバイアス条件が計算された後、ブロックでの無負荷電圧と充電状態 (SOC) の関係のプロットが含まれる Figure ウィンドウが開きます。
たとえば、[基本特性] オプションは、Battery ブロックに対して既定のパラメーター値で次の図を生成します。
ブロックのパラメーター値を変更して再び特性をプロットすると、プロットは新しいウィンドウで開きます。プロットを並べて比較し、パラメーター値が電圧-充電特性に与える影響を確認することができます。たとえば、[バッテリーの電荷容量] パラメーターを [有限]
に設定し、[自己放電] パラメーターを [有効]
に設定した後、再度 [基本特性] オプションを選択すると、次のプロットが生成されます。
参考
Battery | Battery (Table-Based)