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モデルのアニメーション ビデオの作成
モデルのアニメーション ビデオは、Video Creatorツールを使用して対話形式で作成するか、smwritevideo
関数を使用してプログラムによって作成することができます。このツールと関数は、同じタスクを実行する等価な方法を提供します。より直感的にビデオを構成し作成するにはツールを使用します。コマンド ラインのワークフローで、モデルのシミュレーション後にビデオ キャプチャを自動化するには、関数を使用します。
ビデオを作成する前に
Multibody Explorer はモデルの更新時に開くよう設定されていなければなりません。現在の設定の表示と変更は、[モデル コンフィギュレーション パラメーター] ウィンドウの [Simscape Multibody]、[Explorer] タブで行うことができます。
ビデオの視点は常にアクティブ タイルのものになります。アクティブ タイルは色付きの境界ボックスで囲まれています。記録ビデオでモデルの視点を変更するには、アクティブ タイルの視点を変更しなければなりません。移動する点には動的カメラを使用し、静止した視点にはグローバル カメラを使用します。
Video Creator を使用したビデオの作成
記録するモデルのシミュレーションを実行します。モデルから生成されるアニメーションやビデオは、モデルのシミュレーション データを基にしています。
Multibody Explorer の [Apps] セクションで、[Video Creator] を選択します。Video Creator はモデルの可視化に依存します。
Video Creator で、必要なビデオ パラメーターを指定します。変更可能なビデオ パラメーターには、ビデオのフレーム レート、フレーム サイズ、再生速度比およびビデオ ファイル形式があります。
[Create] ボタンをクリックします。Video Creator によりモデルのアニメーション ビデオが生成され、指定の名前で指定のフォルダーに保存されます。
モデルのアニメーション ビデオを、書き込み権限のあるフォルダーに保存します。
smwritevideo
を使用したビデオの作成
このセクションでは、例としてダンプ トレーラー モデルを使用します。記録するモデルのシミュレーションを実行します。
openExample('sm/CreateModelAnimationVideoExample') modelName = 'HydraulicInterface' sim(modelName)
現在の Video Creator 設定から外れた任意のビデオ パラメーターを定義します。
fps = 60; speedRatio = 2;
残りのすべてのビデオ パラメーターは、Video Creator での指定どおりに設定されます。
アニメーションの望ましい名前とパスを定義します。
videoName = 'DumpTrailerAnimation'
パスが存在しない場合、関数はビデオを現在のフォルダーに保存します。ビデオを保存するには、フォルダーへの書き込み権限が必要です。
ビデオの名前とパラメーターを関数の引数として、関数
smwritevideo
を呼び出します。
smwritevideo(modelName,videoName,... 'PlaybackSpeedRatio',speedRatio,'FrameRate',fps)
関数 smwritevideo
はモデルのアニメーションのビデオを作成し、DumpTrailerAnimation
という名前で現在のフォルダーに保存します。