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テスト ケースの結果の表示
テスト マネージャーでテスト ケースの実行が完了すると、[結果とアーティファクト] ペインでテスト ケースの結果が使用可能になります。このペインでは、テスト結果がテスト ケース別に整理されます。テスト ケースを展開すると、その基準の結果と出力信号が表示されます。
結果の概要の表示
[結果とアーティファクト] ペインを選択します。
テスト ケースをクリックします。
テスト ケースの結果情報を表示するタブが開きます。
テスト ケースの比較と基準の結果の可視化
R2025a 以降
[結果] を展開してテスト ケースまたは反復を表示すると、比較データを選択するラジオ ボタンと信号データを選択するチェック ボックスが結果に表示されます。基準の結果のラジオ ボタンを選択するか、テスト ケース信号のいずれかのチェック ボックスを選択すると、組み込みバージョンのシミュレーション データ インスペクターが開き、結果のデータ プロットが表示されます。R2019a より前に生成された比較テストの結果を表示するとスタンドアロン バージョンのシミュレーション データ インスペクターが開き、R2019a ~ R2024b のテスト マネージャーでは、小さいツール バーにシミュレーション データ インスペクターの一部のオプションのみが含まれていました。
ベースライン テストまたは等価性テストの結果を比較するには、次を行います。
[ベースライン基準の結果] または [等価性基準の結果] のラジオ ボタンを選択します。組み込みのシミュレーション データ インスペクターに [比較] タブが表示されます。
[比較] タブで、[ベースライン基準の結果] または [等価性基準の結果] を展開します。
表示する信号を選択します。
実行の信号を表示するには、[結果とアーティファクト] ペインでチェック ボックスをクリックします。シミュレーション データ インスペクターの [検査] ペインで実行を展開し、プロットする信号を選択します。
スタンドアロンのシミュレーション データ インスペクターと Simulink テスト マネージャーに組み込まれたシミュレーション データ インスペクターの違いには、以下があります。
スタンドアロンのシミュレーション データ インスペクターでは単一の時間の許容誤差が使用されます。テストでリードとラグの時間の許容誤差が指定されている場合にテストを実行すると、結果ではこれらの時間が使用されます。ただし、組み込みのシミュレーション データ インスペクターで時間の許容誤差を変更すると、新しい時間の許容誤差がリードとラグの両方の許容誤差に適用されます。
組み込みのシミュレーション データ インスペクターでは、テスト マネージャーのメニューでオプションを使用できるため、サイド パネルのボタンが少なくなっています。
シミュレーション データ インスペクターの詳細については、シミュレーション データの検証とシミュレーション データの比較を参照してください。