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ベースライン テストの作成

シミュレーション結果をモデルから作成されるベースライン データセットに対して検証します。

この例では、モデルのベースライン テストを作成する方法を示します。この例では、モデル sltestBaselineBasicExample を使用し、このモデルをシミュレートして期待される結果のベースライン データセットを作成します。ベースライン テスト ケースで、ベースライン データセットと同じ出力がシミュレーション結果から生成されることを確認します。これにより、テスト ケースのパス/失敗の基準が決まります。

モデルとテスト マネージャーを開く

1.モデルを開きます。

mdl = 'sltestBaselineBasicExample';
open_system(mdl);

2.モデルから、[アプリ] タブの [モデルの検証、妥当性確認、テスト] セクションで [Simulink Test] をクリックします。次に、[テスト] タブで [テスト マネージャー] をクリックします。

3.テスト マネージャーのツールストリップを使用して新しいテスト ファイルを作成します。

4.テスト ファイルに名前を付け、それを書き込み可能なフォルダーに保存します。

ベースラインの取得

1.[テスト対象システム] にある [モデル] に「sltestBaselineBasicExample」と入力します。[ベースライン基準] セクションを展開して [キャプチャ] をクリックし、テスト ケースのベースラインを取得します。ファイル BaselineData を書き込み可能なフォルダーに保存します。

テスト ケースが実行され、ルートの出力端子のベースライン データが取得されます。

2.ツールストリップの [実行] をクリックしてテストを実行します。

ベースライン テストの結果の可視化

1.テストが完了したら、[結果とアーティファクト] ペインですべての行を展開します。シミュレーション結果がベースライン結果と一致するため、テスト ケースはパスします。

2.[ベースライン基準の結果] にある Out2 のオプション ボタンを選択してデータ比較を可視化します。

close_system(mdl, 0);
clear mdl;