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createSimulationInput

シミュレーション入力オブジェクトを作成する

R2021a 以降

構文

inputObj = createSimulationInput(testCase,model)
inputObj = createSimulationInput(testCase,model,'WithHarness',harness)

説明

inputObj = createSimulationInput(testCase,model) は、指定した testCase および modelSimulink.SimulationInput オブジェクトまたは sltest.harness.SimulationInput オブジェクトを作成します。作成された入力オブジェクトには、モデルへの入力、モデル パラメーター、およびモデル コンフィギュレーションを使用して割り当てられた外部入力データを含めることができます。モデルが読み込まれていない場合、createSimulationInputtestCase.loadSystem を使用して、モデルのシミュレーション時にモデルを読み込みます。

inputObj = createSimulationInput(testCase,model,'WithHarness',harness) は、指定されたテスト ハーネスの sltest.harness.SimulationInput オブジェクトを作成します。

入力引数

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テスト ケースのインスタンス。sltest.TestCase オブジェクトとして指定します。

モデルのモデル拡張子を除く名前。string または文字ベクトルとして指定します。たとえば、myModel.slx モデルの場合は myModel のみを入力します。

例: 'RollAutopilotModelRef'

ハーネスの名前。'WithHarness' と、string または文字ベクトルとして指定された、入力を作成するテスト ハーネスの名前で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

例: 'WithHarness','RollAutopilotModelRef_harness1'

出力引数

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シミュレーション入力オブジェクト。Simulink.SimulationInput オブジェクトまたは sltest.harness.SimulationInput オブジェクトとして返されます。テスト ハーネスでシミュレーション入力を使用するには、WithHarness 構文を使用して sltest.harness.SimulationInput オブジェクトを返します。WithHarness オプションを使用しない場合、この関数は Simulink.SimulationInput オブジェクトを返します。これらのオブジェクトは、それぞれ、ハーネスまたはモデルに入力を渡すために使用します。

属性

Accesspublic
Sealedtrue

メソッドの属性については、メソッドの属性を参照してください。

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testSim.m という名前の、MATLAB® ベースの Simulink® テスト ファイルを作成します。

このファイルで、testOne 関数でテスト ケースを定義します。この関数は、myExample_harness1 と呼ばれるハーネスのシミュレーション入力を作成し、その入力を使用してシミュレーションを行い、シミュレーション出力をベースライン ファイルと比較します。

classdef testSim < sltest.TestCase
    methods (Test)
        function testOne(testCase)
            in = testCase.createSimulationInput('myExample',...
               'WithHarness','myExample_Harness1');
            simOut = testCase.simulate(in);
            testCase.verifySignalsMatch(simOut,'myExampleBaseline.mat');
        end
    end 
end

バージョン履歴

R2021a で導入