メインコンテンツ

sltest.xil.testbench.createMAPortConfigFile

XIL モデルのアクセス端子のコンフィギュレーション ファイルを作成する

R2024b 以降

説明

sltest.xil.testbench.createMAPortConfigFile(xmlFile,modelFile) は、Simulink® モデル、modelFile のモデル アクセス端子を構成する XML ファイルを生成します。

sltest.xil.testbench.createMAPortConfigFile(___,Name=Value) は、前述の構文の入力引数に加えて、1 つ以上の名前と値の引数を使用してオプションを指定します。

すべて折りたたむ

この例では、Simulink モデル myModel のモデル アクセス端子を構成する、config という名前の XML ファイルを生成する方法について説明します。

sltest.xil.testbench.createMAPortConfigFile("config.xml", ...
                "myModel")

この例では、Framework オブジェクトを作成して、モデル アクセス端子の状態チェックを無効にしてコンフィギュレーション ファイルを生成し、フレームワークを初期化する方法を説明します。

import sltest.xil.framework.*;
portConfigFileName = fullfile(pwd,'ConfigurationFileExample.xml');
sltest.xil.testbench.createMAPortConfigFile(portConfigFileName, ...
                "myModel",CheckMAPortState=false)
frm = Framework;

frm.Configuration.addModelAccessPort(...
'aPort', ...
'asamxil.v2_1', ...
'VendorName','MathWorks',...
'ProductName','Simulation Server XIL API',...
'ProductVersion','1.0.0.0',...
'PortConfigFile',portConfigFileName);

入力引数

すべて折りたたむ

XML コンフィギュレーション ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

モデル ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

名前と値の引数

すべて折りたたむ

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

例: CheckMAPortStates=true

モデル ファイルのパス。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

モデル アクセス端子の状態チェックを有効にするかどうか。logical の true または false として指定します。

例: CheckMAPortStates=true

データ型: logical

ログに記録するデータ点の最大数。正の整数として指定します。

例: MaxLoggedDataPoints='1000'

データ型: string | char

シミュレーション速度を低下させるオプション。"off" または "on" として指定します。詳細については、Enable pacing to slow down simulationを参照してください。

例: EnablePacing="on"

データ型: string | char

シミュレーション時間と実時間の比。正のスカラー数値として指定します。詳細については、Simulation time per wall clock secondを参照してください。

例: PacingRate='2'

データ型: string | char

バージョン履歴

R2024b で導入