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sltest.testsequence.addStep

テスト シーケンス ステップを追加

説明

sltest.testsequence.addStep(blockPath,stepPath,Name,Value) は、blockPath で指定された Test Sequence ブロックに stepPath という名前のステップを追加します。Name,Value のペアでステップのプロパティを指定します。

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この例では、Projector Fan Speed の例のテスト シーケンスで、親ステップ SystemHeatingTest の下にテスト ステップを作成します。

パスを設定してモデルを開きます。

Model = 'sltestProjectorFanSpeedExample';
Harness = 'FanSpeedTestHarness';
openExample(Model);

テスト ハーネスを開きます。

sltest.harness.open(Model,Harness);

新しいローカル変数 h を作成します。

sltest.testsequence.addSymbol('FanSpeedTestHarness/Test Sequence',...
'h','Data','Local');

ステップ SystemHeatingTest の下にステップ substep1 を作成し、値 5h に代入します。

sltest.testsequence.addStep('FanSpeedTestHarness/Test Sequence',...
'SystemHeatingTest.substep1','Action','h = 5')

入力引数

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Test Sequence ブロックのブロック名を含むパス。string または文字ベクトルとして指定します。ブロック パスの代わりにブロック ハンドルを使用できます。

例: 'FanSpeedTestHarness/Test Sequence'

Test Sequence ブロック内のステップのパス。文字ベクトルとして指定します。パスにはテスト シーケンス階層におけるステップの場所を含めます。階層レベルは . を使用して区切ります。Test Sequence ブロックでシナリオを使用している場合は、ステップを含むシナリオの名前をステップ パスの先頭に追加します。たとえば、Scenario_2.SystemHeatingTest.InitializeHeating のようになります。

例: 'SystemHeatingTest.InitializeHeating'

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Action','out = square(et)','IsWhenStep',false,'Description','Square wave.' は、矩形波を生成するテスト ステップを指定します。

テスト ステップのアクションのプログラミング。行を追加するには、sprintf 関数と改行演算子 \n を使用してステップのアクションを作成します。

例: 'Action','out = square(et)'

ステップが標準遷移タイプか When 分解構造遷移かを指定します。

例: 'IsWhenStep',true

When 分解構造の子ステップを有効にする条件を指定します。When ステップを有効にするには、有効な論理式を入力します。

例: 'WhenCondition','a >= 1'

テスト ステップの説明。文字ベクトルとして指定します。

例: 'Description','This step produces a high-frequency square wave.'

バージョン履歴

R2016a で導入