メインコンテンツ

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

getProperty

クラス: sltest.testmanager.TestCase
名前空間: sltest.testmanager

テスト ケース プロパティの取得

構文

val = getProperty(tc,propertyName)
val = getProperty(___,simulationIndex)

説明

val = getProperty(tc,propertyName) は、tc によって指定されたテスト ケースのテスト ケース プロパティ propertyName を取得します。

val = getProperty(___,simulationIndex) は、等価性テスト ケースのシミュレーション インデックスを指定します。

入力引数

すべて展開する

テスト設定プロパティを取得するテスト ケース。sltest.testmanager.TestCase オブジェクトとして指定します。

テスト ケース プロパティ名。次のオプションのいずれかとして、string または文字ベクトルとして指定します。setProperty メソッドを使用して、これらのプロパティを設定します。使用可能なプロパティは次のとおりです。

  • "Model" — テストするモデルの名前

  • "SimulationMode" — テスト中のモデルのシミュレーション モード

  • "OverrideSILPILMode" — ブロックの SIL または PIL シミュレーション モードをノーマル モードにオーバーライドします。

  • "HarnessName" — テストに使用するハーネス名

  • "HarnessOwner" — ハーネス オーナー名

  • "ComponentUnderTestName" — テストするモデル ブロックの名前

  • "OverrideStartTime" — 開始時間をオーバーライドします。

  • "StartTime" — シミュレーションの開始時間のオーバーライド値

  • "OverrideStopTime" — 終了時間をオーバーライドします。

  • "StopTime" — シミュレーションの終了時間のオーバーライド値

  • "StopSimAtLastTimePoint" — モデルの [終了時間] の代わりに、入力データの最後にシミュレーションを停止します。

  • "OverrideInitialState" — 初期状態をオーバーライドする

  • "InitialState" — テスト対象システムの初期状態を指定するために評価される string または文字ベクトル

  • "PreloadCallback" — モデルの読み込み前とモデル コールバックの前に評価される string または文字ベクトル

  • "PostloadCallback" — テスト対象システムが読み込まれ、PostLoadFcn コールバックが完了した後に評価される string または文字ベクトル

  • "PreStartRealTimeApplicationCallback" — ターゲット コンピューターでリアルタイム アプリケーションが開始される前に評価される string または文字ベクトル

  • "CleanupCallback" — シミュレーションが完了し、モデル コールバックが実行された後に評価される string または文字ベクトル

  • "UseSignalEditorScenarios" — テスト入力に信号エディター シナリオを使用します。シナリオの使用と信号エディターでの信号の挿入を参照してください。

  • "SignalEditorScenario" — 使用する信号エディター シナリオ名

  • "IsTestDataReferenced" — Excel® や MAT ファイルなどの外部ファイルのテスト データを使用してテスト ケースを作成します。

  • "TestDataPath" — テスト ケースを作成するために参照される外部ファイルの文字ベクトルのパス

  • "Adapter" — テスト データを変換するアダプター関数の関数ハンドル

  • "SDIViewFile" — シミュレーション データ インスペクター ビュー ファイルのパス

  • "OverrideModelOutputSettings" — モデル出力設定をオーバーライドします。

  • "SaveOutput" — シミュレーション出力を保存します。

  • "SaveState" — シミュレーション中のモデルの状態を保存します。

  • "SaveFinalState" — シミュレーションの最終状態を保存します。

  • "SignalLogging" — 信号をログ記録します。

  • "DSMLogging" — データ ストアをログ記録します。

  • "ConfigsetOverrideSetting" — コンフィギュレーション セットのオーバーライドを決定する値

  • "ConfigsetName" — コンフィギュレーション セットのオーバーライド名

  • "ConfigsetFileLocation" — コンフィギュレーション セット オブジェクトを含む MAT ファイルのパス

  • "ConfigsetVarName" — コンフィギュレーション セットである ConfigsetFileLocation 内の変数の名前

  • "IterationScript" — テスト ケース反復スクリプトについて評価される文字ベクトル

  • "SimulationIndex" — プロパティが適用されるシミュレーションを決定します。等価性テスト ケース タイプに適用されます。

  • "FastRestart" — テスト反復が高速リスタート モードを使用して実行されるかどうかを示します。

  • "SaveBaselineRunInTestResult" — テスト ケースで使用されたベースライン実行をテスト結果に保存できるようにします。

  • "LoadAppFrom" — リアルタイム アプリケーションの読み込み元となる場所

  • "TargetComputer" — ターゲット コンピューター名

  • "TargetApplication" — ターゲット アプリケーション名

  • "VariantConfiguration" — シミュレーション前にモデルに適用するバリアント コンフィギュレーションの名前 (R2024a 以降)

  • "RoadRunnerInstallationFolder"RoadRunner アプリケーションのインストール フォルダー

  • "RoadRunnerProjectFolder" — RoadRunner プロジェクトのプロジェクト フォルダー

  • "RoadRunnerScenarioPath" — RoadRunner シナリオ ファイルのパス

  • "RoadRunnerRunInConsoleMode" — RoadRunner をコンソール モードまたはグラフィカル モードで実行するオプション

  • "RoadRunnerTurnOffPacing" — RoadRunner シナリオをペーシング オンまたはオフで実行するオプション

  • "StopOnFailure" — テスト反復が失敗したときに RoadRunner テスト ケースの実行を停止するオプション

  • "OverrideRoadRunnerDefaultSettings" — テスト マネージャーの RoadRunner のデフォルトのファイルとパスの設定をオーバーライドします。

  • "SequenceDiagram" — テスト実行中にシミュレートするシーケンス図 (R2025a 以降)

プロパティが適用されるシミュレーション番号。1 または 2 の整数として指定します。この設定は、2 つのシミュレーションがあるシミュレーション テスト ケースに適用されます。ベースラインとシミュレーションのテスト ケースの場合、シミュレーション インデックスは 1 です。

出力引数

すべて展開する

テスト ケース プロパティの内容。文字ベクトル、logical、またはスカラー値として返されます。

すべて展開する

% Open the model for this example
openExample("sldemo_absbrake");

% Create the test file, test suite, and test case structure
tf = sltest.testmanager.TestFile("API Test File");
ts = createTestSuite(tf,"API Test Suite");
tc = createTestCase(ts,"baseline","Baseline API Test Case");

% Assign the system under test to the test case
setProperty(tc,Model="sldemo_absbrake");

% Get and check the system under test model
val = getProperty(tc,"Model");
% Open the model for this example
openExample('sldemo_absbrake');

% Create the test file, test suite, and test case structure
tf = sltest.testmanager.TestFile("API Test File");
ts = createTestSuite(tf,"API Test Suite");
tc = createTestCase(ts,"equivalence","Baseline API Test Case");

% Assign the system under test to the test case
setProperty(tc,Model="sldemo_absbrake",SimulationIndex=1);

% Get and check the system under test model
val = getProperty(tc,"Model",1);

バージョン履歴

R2015b で導入

すべて展開する