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sltest.testmanager.CoverageSettings クラス

名前空間: sltest.testmanager

カバレッジ設定を変更

説明

sltest.testmanager.CoverageSettings のインスタンスを使用して、テスト ファイル、テスト スイート、またはテスト ケースの [カバレッジの設定] セクションの値を設定できます。

sltest.testmanager.CoverageSettings クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

sltest.testmanager.CoverageSettings オブジェクトは、テスト ファイル、テスト スイート、およびテスト ケースの各オブジェクトの getCoverageSettings メソッドによって返されます。このオブジェクトを使用して、カバレッジ収集とメトリクスの設定にアクセスできます。

プロパティ

すべて展開する

カバレッジ収集をオンにするかオフにするかを指定します。オフにする場合は false、オンにする場合は true です。

テスト マネージャーでは、[カバレッジの設定] でカバレッジ収集を有効または無効にします。対応する UI オプションは [テスト対象システムのカバレッジを記録] です。

例: 'Decision',true

属性:

SetAccess
public
GetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

テスト マネージャーでは、[カバレッジの設定] で参照モデルのカバレッジ収集を有効または無効にします。対応する UI オプションは [参照モデルのカバレッジを記録] です。

例: 'Decision',true

属性:

SetAccess
public
GetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

有効または無効にするカバレッジ設定の選択。string として指定します。指定可能な一連の string については、[カバレッジ メトリクスの設定] (Simulink Coverage) および sltest.plugins.coverage.CoverageMetricsCovMetricSettings のパラメーター情報を参照してください。カバレッジ メトリクスの設定はテスト ファイル レベルでのみ変更できます。

テスト マネージャーでは、[カバレッジの設定] セクションでチェック ボックスを選択してカバレッジ メトリクスを有効または無効にします。

例: "dw"

属性:

SetAccess
public
GetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

カバレッジの非アクティブなバリアントの設定。非アクティブなバリアントをカバレッジに含める場合は logical 0 (false)、除外する場合は 1 (true) として指定します。非アクティブなバリアントは、テストの実行中に一度もアクティブになりません。この ExcludeInactiveVariants プロパティは次のブロックに適用されます。

  • [バリアントのアクティベーションのタイミング] が [起動] に設定された Simulink® のバリアント ブロック

  • Stateflow® チャートのバリアント構成

非アクティブなバリアントの設定はテスト ファイル レベルでのみ変更できます。テスト マネージャーでは、[カバレッジの設定] セクションでチェック ボックスを選択して非アクティブなバリアントの除外を有効または無効にします。詳細については、バリアント ブロックのモデル カバレッジ (Simulink Coverage)を参照してください。

属性:

SetAccess
public
GetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

MATLAB® パス上のカバレッジ フィルター ファイル (複数可) のファイル名。string 配列として指定します。指定したファイル名のカバレッジ フィルターは、モデル コンフィギュレーション設定で指定されたフィルター ファイルをオーバーライドします。空の値 "" の場合、いずれのカバレッジ フィルターも付加されません。カバレッジ フィルターの詳細については、カバレッジのフィルター (Simulink Coverage)を参照してください。カバレッジ フィルターの設定はテスト ファイルから下位のテスト スイートとテスト ケースに伝播し、その結果が結果セット レベルで表示されます。

テスト マネージャーでは、[カバレッジの設定] セクションの [カバレッジ フィルター ファイル名] テーブルでカバレッジ フィルターのファイル名を指定します。

例: "covfilter.cvf"

例: ["covfilter.cvf";"covfilter2.cvf"]

例: ""

属性:

SetAccess
public
GetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

すべて折りたたむ

% Get coverage settings object from the test file
cov = getCoverageSettings(testfile);
cov.RecordCoverage = true;

% Enable MCDC and signal range coverage metrics
cov.MetricSettings = "mr";

% Specify a coverage filter
cov.CoverageFilterFilename = "covfilter.cvf";

バージョン履歴

R2016a で導入