このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
要件セットとリンク セット ファイルのマージ
この例では、複数の要件セットおよびリンク セット ファイルからの変更をマージする方法を説明します。
競合のないファイルのマージ
要件ファイルを編集していて、別のユーザーも同時に同じファイルを変更している場合に、Git™ マージを使用して、別のユーザーからの変更を取得できます。ファイルをマージするには、最初に Git があることを確認し、comparisons.ExternalSCMLink.setupGitConfig
コマンドを実行します。
競合のないファイルをマージするには、次のようにします。
1.MATLAB® コマンド プロンプトで、以下を入力します。
openProject("CruiseRequirementsMergeExample");
これによって、2 つのブランチ User1Feature と User2Feature が設定できます。ここで User2Feature が現在アクティブなブランチです。
2.各ブランチでの変更を検査するには、そのブランチに切り替えて、現在のフォルダー ブラウザーでファイルを右クリックし、[先祖と比較] を選択します。
3.User1Feature ブランチからの変更を User2Feature ブランチにマージするには、User2Feature ブランチを現在のブランチに設定して、[ブランチ] ブラウザーで User1Feature ブランチを選択します。次に [マージ] をクリックしてマージ操作を実行します。
4.変更が User2Feature ブランチに正常にマージされたことを確認するには、現在のフォルダー ブラウザーでそのファイルを選択して [先祖と比較] をクリックします。
5.以下を入力してプロジェクトを閉じます。
close(currentProject);
競合のあるファイルのマージ
マージされたファイルに競合がある場合、ファイルを表示して競合を手動で解決できます。マージの競合を解決するには、次のようにします。
1. MATLAB® コマンド プロンプトで次のように入力します。
openProject("CruiseRequirementsMergeConflictExample");
これによって、2 つのブランチ User1Feature と User2Feature が設定できます。ここで User2Feature が現在アクティブなブランチです。
2.各ブランチでの変更を検査するには、そのブランチに切り替えて、現在のフォルダー ブラウザーでファイルを右クリックし、[先祖と比較] を選択します。
3."User1Feature" ブランチを選択し、[マージ] をクリックしてマージ コマンドを実行します。MATLAB で競合が報告されるのを確認します。
4.競合のない変更が Merge ツールで自動的にマージされます。競合している変更を表示するには、現在のフォルダー ブラウザーでファイルを右クリックし、[競合を表示] をクリックします。
5.競合を手動で解決するため、[要件エディター] で要件セットを開いて、変更を行います。
6.ファイルを右クリックして、[競合が解決済みであるとしてマークする] を選択します。
7.[コミット] をクリックして変更をマージします。
8.ファイルを右クリックし、[先祖と比較] を選択して、マージされた変更を確認します。