ブロック削減
ブロック削減により、モデルのシミュレーションと生成済みコードの実行が高速化します。ブロック削減を有効にすると、特定のブロック グループを単一のグループにまとめることができるほか、全体を削除することもできます。
Simulink® Design Verifier™ では、ブロック削減が自動的に発生し、使用されていないコード パスのブロックはモデルから削除されます。Simulink Design Verifier の結果には、削除されたブロックのテスト オブジェクティブは含まれません。
次のモデルの Switch ブロックについて考えます。

この Switch ブロックでは、制御入力は常に 0 です。[1 番目の入力が通過する条件] ブロック パラメーターが u2 ~= 0 である場合、Switch ブロックは常に 3 番目の入力を出力端子に通過させます。このモデルを解析する場合、Simulink Design Verifier はモデルから Switch ブロックを削除し、この Switch ブロックについてはテスト オブジェクティブをレポートしません。
ブロック削減の詳細は、Block reductionのパラメーターの説明を参照してください。