カバレッジの対象とならないモデル オブジェクト
Simulink® Coverage™ では、カバレッジの対象となるモデル オブジェクトに記載されていないブロックの判定カバレッジ、条件カバレッジ、MCDC カバレッジ、または関係演算子の境界カバレッジは解析されません。
メモ
Simulink Coverage がモデル カバレッジを記録するのは、[シミュレーション モード] パラメーターが [ノーマル]
に設定されている場合のみです。Embedded Coder® がインストールされている場合は、Simulink Coverage は SIL モードまたは PIL モードのモデルから生成されたコードのカバレッジを測定できます。詳細については、ソフトウェアインザループ (SIL) モードおよびプロセッサインザループ (PIL) モードのモデルのコード カバレッジを参照してください。
次の表は、特定の条件下でカバレッジの対象とならないモデル オブジェクトの一覧です。
モデル オブジェクト | カバレッジの対象とならない条件 |
---|---|
Logical Operator ブロック | [演算子] パラメーターが |
Model ブロック | [シミュレーション モード] パラメーターで |
保護モデル ブロック | カバレッジ情報は保護モデル ブロックには提供されません。モデルの保護 (Simulink Coder)も参照してください。 |
Subsystem ブロック | [読み取り/書き込みアクセス許可] パラメーターが |
Stateflow® チャート MATLAB® Function ブロック | デバッグ/アニメーションがモデルまたはオブジェクトで有効になっていない場合。 |
カバレッジ解析には、他に次のような例外があります。
バーチャル ブロックはカバレッジの対象となりません。詳細については、非バーチャル ブロックとバーチャル ブロックを参照してください。
関数
pcode
の使用などにより難読化された MATLAB ファイルはカバレッジの対象となりません。