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S-Function のカバレッジ

この例では、カバレッジとの互換性をもつように、レガシ コード ツールで生成される S-Function を構成する方法を示します。モデル カバレッジ ツールは、次のような S-Function をサポートします。

  • def.Options.supportCoveragetrue に設定して、レガシ コード ツールで生成される。

  • [S-Function Builder] ダイアログ ボックスの [ビルド情報] タブで [カバレッジのサポートを有効にする] を選択することで、S-Function Builder によって生成される。または

  • 関数slcovmexでコンパイルされる。

モデル例を開く

モデル例 slcoverage_lct_bus には、レガシ コード ツールで生成された S-Function が含まれています。この S-Function は、判定カバレッジ、条件カバレッジおよび MCDC カバレッジの対象となる構成をもっています。

slcoverage_lct_bus を開く

モデル カバレッジとの互換性をもつように S-Function を構成

ファイル counterbus.h および counterbus.c のレガシ ソース コードは、slcoverage_lct_bus/slCounter 内と同じアルゴリズムを実装します。レガシ コード ツールのデータ構造体は次のように定義されます。

load_system('slcoverage_lct_bus');
open_system('slcoverage_lct_bus/TestCounter');
load slcoverage_lct_data.mat

def = legacy_code('initialize');
def.SFunctionName = 'slcoverage_sfun_counterbus';
def.OutputFcnSpec = 'void counterbusFcn(COUNTERBUS u1[1], int32 u2, COUNTERBUS y1[1], int32 y2[1])';
def.HeaderFiles   = {'counterbus.h'};
def.SourceFiles   = {'counterbus.c'};

この S-Function にモデル カバレッジとの互換性をもたせるには、次のオプションを有効にします。

def.Options.supportCoverage = true;

関数legacy_codeを使用して S-Function を生成し、コンパイルします。

legacy_code('generate_for_sim', def);
### Start Compiling slcoverage_sfun_counterbus
mex -I/tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tpb0b1966c/ex71096464 -c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp44489607_91f6_4e22_8ab8_ca6f3508006f/counterbus.c -outdir /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp536c84ee_138d_4ea8_acc3_ef2e7d116c14
Building with 'gcc'.
MEX completed successfully.
mex -I/tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tpb0b1966c/ex71096464 /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp44489607_91f6_4e22_8ab8_ca6f3508006f/tpc63f4f1b_5c22_4b2d_84be_e54fa1a597cf.c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp536c84ee_138d_4ea8_acc3_ef2e7d116c14/counterbus.o -L/mathworks/devel/bat/Bdoc22a/build/matlab/bin/glnxa64 -lmwsl_sfcn_cov_bridge -output slcoverage_sfun_counterbus
Building with 'gcc'.
MEX completed successfully.
mex -I/tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tpb0b1966c/ex71096464 -c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tpb0b1966c/ex71096464/counterbus.c -outdir /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp536c84ee_138d_4ea8_acc3_ef2e7d116c14
Building with 'gcc'.
MEX completed successfully.
mex -I/tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tpb0b1966c/ex71096464 /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp44489607_91f6_4e22_8ab8_ca6f3508006f/slcoverage_sfun_counterbus.c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp44489607_91f6_4e22_8ab8_ca6f3508006f/tp67ee7b41_f8b0_499c_b1e8_e7bba41cf7ec.c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp44489607_91f6_4e22_8ab8_ca6f3508006f/tp78d7b0a3_569e_435c_b528_cd9c6c7d4fdb.c /tmp/Bdoc22a_1864858_90835/tp536c84ee_138d_4ea8_acc3_ef2e7d116c14/counterbus.o -L/mathworks/devel/bat/Bdoc22a/build/matlab/bin/glnxa64 -lmwsl_sfcn_cov_bridge -output slcoverage_sfun_counterbus
Building with 'gcc'.
MEX completed successfully.
### Finish Compiling slcoverage_sfun_counterbus
### Exit

S-Function カバレッジの有効化

S-Function のカバレッジ収集を有効にするには、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [カバレッジ] ペインで [C/C++ S-Function] を選択します。または、コマンド ラインでオプションを設定します。

set_param('slcoverage_lct_bus',...
          'CovMetricStructuralLevel', 'MCDC',...
          'RecordCoverage', 'on',...
          'CovSFcnEnable', 'on',...
          'CovSaveSingleToWorkspaceVar','on'...
          );

シミュレーションの実行とカバレッジ レポートの生成

カバレッジ データ収集を有効にすると、モデルをシミュレートしたときにカバレッジ情報が自動的に記録されます。シミュレーションの最後に、カバレッジ情報の HTML レポートを生成できます。このレポートは組み込みの MATLAB® Web ブラウザーに表示されます。

sim('slcoverage_lct_bus', 'StopTime', '20');
cvhtml('coverageResults', covdata);

カバレッジ データ オブジェクトからの情報の抽出

cvdata オブジェクトを使用すると、他のサポートされているモデル要素と同様に、S-Function のカバレッジ情報を抽出できます。たとえば、decisioninfo コマンドは、ブロック パスまたはブロック ハンドルからカバレッジ情報を抽出します。出力は、単一のモデル オブジェクトの達成された結果と合計結果を含むベクトルです。

cov = decisioninfo(covdata, 'slcoverage_lct_bus/TestCounter/slcoverage_sfun_counterbus')
cov =

     3     4

次に、このカバレッジ情報を使用して、カバーされているモデル オブジェクトの割合を計算します。

percentCov = 100 * (cov(1)/cov(2))
percentCov =

    75

S-Function カバレッジには、decisioninfoconditioninfo および mcdcinfo などのモデル カバレッジ コマンドとの完全な互換性があります。