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調整目標の管理

制御システム調整器を使用すると、1 つ以上の調整目標を厳密な目標として指定できます。この指定により、必須目標とあるとよい目標を区別できます。制御システム調整器は、関連するコスト関数が 1 より小さくなるようにして厳密な要件を満たそうとします。その制約の下で、ソフトウェアは残りの (柔軟な) 要件の達成に可能な限り近づきます。最良の結果を得るには、任意の目標を厳密な制約として適用する前に、すべての目標が柔軟な目標として扱われる妥当な設計を取得できるようにします。

既定では、新しい目標は柔軟な目標に指定されます。[調整] タブで [目標の管理] をクリックして [調整目標の管理] ダイアログ ボックスを開きます。任意の目標の [厳密] をオンにして、その目標を厳密な目標に指定します。

任意の調整目標を調整時に非アクティブになるように指定することもできます。この場合、その調整目標は完全に無視されます。このダイアログ ボックスを使用して、制御システムの調整時にアクティブにする調整目標を選択します。新しい目標の [アクティブ] は既定でオンになっています。適用しない設計目標の [アクティブ] をオフにします。

たとえば、次の構成で調整する場合、制御システム調整器MarginsGoal1 に従って StepRespGoal1 を最適化します。調整目標 PolesGoal1 は無視されます。

このダイアログ ボックスには、制御システム調整器セッションで作成したすべての調整目標がリストされます。既存の調整目標を編集するには、リストでその目標を選択して [編集] をクリックします。リストから調整目標を削除するには、その目標を選択して [削除] をクリックします。

リストに調整目標を追加するには、制御システム調整器[調整] タブで、 [新規目標] をクリックします。調整目標の作成の詳細については、対話型調整の目標の指定を参照してください。