スタンドアロンの簡略化モデルの作成
モデル内の対象領域にフォーカスすることで、大規模で複雑なモデルのシミュレーション、デバッグおよび形式的解析を簡略化できます。モデル スライサーを使用してモデルの一部を強調表示した後、元のモデルの強調表示された部分を組み込んだスタンドアロンの簡略化モデルを生成できます。シミュレーション、デバッグおよび形式的解析に基づきスタンドアロンの簡略化モデルを変更し、これらの変更を元のモデルにも適用します。
メモ
スタンドアロンの簡略化モデルの作成は、強調表示されたモデルに除外点または制約された Switch ブロックが含まれる場合、サポートされません。スタンドアロンの簡略化モデル上で、除外点または制約された Switch ブロックの影響を確認する場合、まず、スタンドアロンの簡略化モデルを作成し、次に除外点または制約された Switch ブロックを追加します。
モデル スライサーを使用してモデルの一部を強調表示します。
機能の依存関係の強調表示と強調表示されたモデルの調整を参照してください。
モデル スライサーで [スライスの生成] をクリックします。
[書き込むファイルを選択] ダイアログ ボックスで、保存先を選択し、モデル名を入力します。
スタンドアロンの簡略化モデルには強調表示されたモデル項目が含まれます。
モデルの強調表示を解除するには、モデル スライサーを閉じます。
強調表示されたモデルからスタンドアロンの簡略化モデルを生成するとき、スタンドアロンの簡略化モデルをコンパイルするために強調表示されたモデルの調整が必要な場合もあります。コンパイルの考慮事項については、モデル スライサーの考慮事項および制限事項を参照してください。