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CallbackStyle property

コールバック関数のタイプ

'DetailStyle' (推奨)
'StyleOne' (既定)
'StyleTwo'
'StyleThree'

説明

CallbackStyle プロパティは、コールバック関数のタイプを指定します。

‘DetailStyle’ チェック コールバック関数は、詳細な結果を収集するためのものです。このタイプのコールバック関数が推奨コールバック関数であり、モデル アドバイザー レポートの既定の形式を使用できます。このコールバック関数のキーワードは DetailStyle です。チェック定義にはこのキーワードが必要です。既定の形式を使用すれば、ModelAdvisor.FormatTemplateクラスまたはその他のモデル アドバイザーの書式設定 API を使用してモデル アドバイザーに表示される結果を書式設定しなくても済むようになります。このスタイルでは、ブロックごと、サブシステムごと、または推奨アクションごとに結果を表示することもできます。

詳細な結果収集コールバック関数は、以下の引数を受け取ります。

引数I/O タイプ説明
system入力モデル アドバイザーで解析されるモデルまたはサブシステムのパス。
CheckObj入力ModelAdvisor.Check オブジェクト

モデルがチェックにパスしたのか失敗したのかを示す場合、またはモデル アドバイザーの書式設定 API を使用して結果を書式設定することで問題を修正するように推奨する場合は、"単純なチェック コールバック関数" を使用します。このコールバック関数のキーワードは StyleOne です。チェック定義にはこのキーワードが必要です。

単純なチェック コールバック関数は、以下の引数を受け取ります。

引数I/O タイプ説明
system入力モデル アドバイザーで解析されるモデルまたはサブシステムのパス。
result出力モデル アドバイザーの書式設定 API 呼び出しまたはテキスト書式設定用の組み込みの HTML タグをサポートする MATLAB® 文字ベクトル。

結果を string として返し、レイヤー化して階層的に整理する場合は、"詳細なチェック コールバック関数" を使用します。この関数には 2 つの出力引数が用意されているため、テキスト説明を詳細な情報の 1 つ以上の段落に関連付けることができます。詳細なコールバック関数のキーワードは StyleTwo です。チェック定義にはこのキーワードが必要です。

詳細なコールバック関数は、以下の引数を受け取ります。

引数I/O タイプ説明
system入力モデル アドバイザーで解析されるモデルまたはシステムのパス。
ResultDescription出力モデル アドバイザーの書式設定 API 呼び出しまたはテキスト書式設定用の組み込みの HTML タグをサポートする MATLAB 文字ベクトルの cell 配列。モデル アドバイザーは、文字ベクトル ResultDescription と、文字ベクトル ResultDetails の対応する配列を連結します。
ResultDetails出力1 つ以上の文字ベクトルがそれぞれ含まれている cell 配列の cell 配列。cell 配列 ResultDetails の長さは、cell 配列 ResultDescription と同じでなければなりません。

チェックによって返されたすべてのオブジェクトのハイパーリンクを自動的に表示するには、"ハイパーリンク付きの結果をもつコールバック関数" を使用します。このタイプのコールバック関数のキーワードは StyleThree です。チェック定義にはこのキーワードが必要です。

このコールバック関数は、以下の引数を受け取ります。

引数I/O タイプ説明
system入力モデル アドバイザーで解析されるモデルまたはシステムのパス。
ResultDescription出力モデル アドバイザーの書式設定 API 呼び出しまたはテキスト書式設定用の組み込みの HTML タグをサポートする MATLAB 文字ベクトルの cell 配列。
ResultDetails出力ブロック、端子、ライン、Stateflow® チャートなどの 1 つ以上の Simulink® オブジェクトがそれぞれ含まれている cell 配列の cell 配列。オブジェクトは、ハンドルまたは Simulink パスの形式でなければなりません。cell 配列 ResultDetails の長さは、cell 配列 ResultDescription と同じでなければなりません。