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getCheckInstanceIDs

クラス: Advisor.Application
名前空間: Advisor

チェック インスタンス ID の取得

説明

チェック ID を使用してチェックのチェック インスタンス ID を取得します。チェック インスタンスは、モデル アドバイザー構成の ModelAdvisor.Check オブジェクトをインスタンス化したものです。モデル アドバイザー構成を変更すると、チェック インスタンス ID が変わる場合があります。チェック ID は、変化しない静的な識別子です。

CheckInstanceIDs = getCheckInstanceIDs(app) はチェック インスタンス ID の cell 配列を返します。

CheckInstanceIDs = getCheckInstanceIDs(app,CheckID) は、チェックに関連付けられている単一または複数のインスタンス ID を返します。getCheckInstanceIDs は、チェックがモデル アドバイザー ツリーの複数のフォルダーに存在している場合、複数のチェック インスタンス ID を返します。

入力引数

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モデル アドバイザーのアプリケーション オブジェクト。Advisor.Application オブジェクトとして指定します。Advisor.Application オブジェクトを使用して、モデル参照階層に対してモデル アドバイザー チェックを実行できます。メソッド Advisor.Manager.createApplication を使用して Advisor.Application オブジェクトを作成します。

モデル アドバイザー チェックに関連付けられているチェック ID。文字ベクトルとして指定します。

例: 'mathworks.design.UnconnectedLinesPorts'

出力引数

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チェック インスタンス ID。cell 配列として返されます。

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この例では、Advisor.Application オブジェクトを作成し、モデル アドバイザー解析のルートを設定し、さらに、選択した各チェック インスタンス ID を確認する方法を示します。

モデル例 sldemo_mdlref_basic を開きます。MATLAB® コマンド ウィンドウで次を入力します。

openExample("sldemo_mdlref_basic")

モデル アドバイザー チェックを実行するために使用できる Advisor.Application オブジェクトを作成します。

app = Advisor.Manager.createApplication();

解析するモデルまたはサブシステムを指定します。この例では、モデル sldemo_mdlref_basic をモデル アドバイザー解析のルートとして指定します。

setAnalysisRoot(app,Root = "sldemo_mdlref_basic");

現在のモデル アドバイザー構成で各チェック インスタンスを選択します。

selectCheckInstances(app);

現在のモデル アドバイザー構成で各チェック インスタンスのチェック インスタンス ID を取得します。

CheckInstanceIDs = getCheckInstanceIDs(app);

この例では、Advisor.Application オブジェクトを作成し、モデル アドバイザー解析のルートを設定し、さらに、チェック [ルート モデルの Inport ブロックの仕様をチェック] に関連付けられているチェック インスタンス ID を確認する方法を示します。

モデル例 sldemo_mdlref_basic を開きます。MATLAB コマンド ウィンドウで次を入力します。

openExample("sldemo_mdlref_basic")

モデル アドバイザー チェックを実行するために使用できる Advisor.Application オブジェクトを作成します。

app = Advisor.Manager.createApplication();

解析するモデルまたはサブシステムを指定します。この例では、モデル sldemo_mdlref_basic をモデル アドバイザー解析のルートとして指定します。

setAnalysisRoot(app,Root = "sldemo_mdlref_basic");

チェック インスタンス ID を確認して使用することで、モデル アドバイザーでチェック [接続されていないライン、入力端子、出力端子を特定] を実行するように指定します。

checkID = "mathworks.design.UnconnectedLinesPorts";
instanceIDs = getCheckInstanceIDs(app,checkID)

チェック インスタンス ID を使用して、モデル アドバイザー解析で実行されるチェックを選択または選択解除できます。詳細については、メソッド selectCheckInstances および deselectCheckInstances を参照してください。

Advisor.Application オブジェクトを使用したモデル アドバイザーの実行の詳細については、Advisor.Application を参照してください。

代替方法

モデル アドバイザー ウィンドウの左側のペインで、チェックを右クリックし、[ワークスペースにチェック インスタンス ID を送信] を選択します。

バージョン履歴

R2015b で導入