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ブロック マスク アイコンの作成

さまざまなマスク描画コマンドを使用して、マスク上にブロック アイコンを作成できます。このモデルにはサブシステム ブロックの集合が含まれており、それぞれが特定のマスク描画コマンドの使用例を示しています。ブロックにマスク アイコンを作成するには、マスク エディターでマスクを作成し、そのマスクにアイコン描画コマンドを追加しなければなりません。マスクを作成するには、次のようにします。

  1. Subsystem ブロックを 1 つ選択します。たとえば、Graph as Icon ブロックです。

  2. [Subsystem ブロック] タブの [マスク] グループで、[マスクの作成/マスクの編集] をクリックします。

  3. [マスク エディター] ダイアログ ボックスで、[アイコンと端子] タブをクリックします。

  4. 右側の [アイコンを描画するコマンド] ペインにコマンドを入力します。[初期化の実行] の値は、マスク ワークスペースに対する依存関係に基づき、[オン]、[オフ]、または [解析] に設定できます。

Plotted Function as Icon

このコマンドを使用すると、グラフをプロットしてそれをマスク アイコンとして設定することができます。サブシステム Graph as Icon を選択します。[マスク エディター] の [アイコンと端子] タブに plot([10 20 30 40], [10 20 10 15]) と入力します。マスク ワークスペースとの依存関係はないため、[初期化の実行] は [オフ] にすることができます。

Transfer Function as Icon

このコマンドは、伝達関数をマスク アイコンとして設定するのに役立ちます。サブシステム Transfer Function as Icon を選択します。[マスク エディター] の [アイコンと端子] タブに droots([-1], [-4 -5], 4) と入力します。マスク ワークスペースとの依存関係はないため、[初期化の実行] は [オフ] にすることができます。

Color Patch as Icon

このコマンドを使用すると、カラー パッチをマスク アイコンとして設定できます。サブシステム Color patch as Icon を選択します。[マスク エディター] の [アイコンと端子] タブに patch([0 10 20 30 30 0], [10 30 20 25 10 10],[1 0 0]) と入力します。マスク ワークスペースとの依存関係はないため、[初期化の実行] は [オフ] にすることができます。

Image as Icon

このコマンドを使用すると、カラー パッチをマスク アイコンとして設定できます。サブシステム Image as Icon を選択します。[マスク エディター] の [アイコンと端子] タブに image('maskimage.png','center') と入力します。[初期化の実行] は [オン] にします。イメージが MATLAB® の現在のフォルダーで利用できることを確認してください。

Contained Block Icon as Icon

このコマンドを使用すると、サブシステムに含まれるブロックのアイコンをサブシステム マスクにプロモートすることができます。サブシステム Promoted block Icon を選択します。[マスク エディター] の [アイコンと端子] タブに block_icon(Assertion) と入力します。

open_system('mask_icon_drawing_example');