シミュレーションでブロックがゼロを生成または何もしない
モデルをターゲット ハードウェア上で実行せずに、ホスト コンピューター上でシミュレートする場合、以下の動作が発生します。
入力ブロックがゼロを生成します。
出力ブロックは何もしません。
これは想定内の動作です。
たとえば、モデルの [シミュレーション] タブで、[シミュレーション] セクションで [ノーマル]
を選択した場合で、さらに [実行] をクリックすると、次のことが起こります。
sensor ブロックと Digital Input ブロックがモデルにゼロを送信します。
Digital Output ブロックでは何も行われません。
ブロックが正常に機能することを確認するには、ターゲット ハードウェアでモデルを実行するか、エクスターナル モードを使用します。
ターゲット ハードウェアでモデルを実行するには、[モデル化] タブで [モデル設定] をクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで [ハードウェア実行] ペインを開き、リストから該当するハードウェア ボードを選択し、[適用] をクリックします。次に、Simulink® エディターの [ハードウェア] タブで、[ビルド、配布および起動] をクリックします。
エクスターナル モードを使用するには、[モデル化] タブで [モデル設定] をクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで [ハードウェア実行] ペインを開き、リストから該当するハードウェア ボードを選択し、[適用] をクリックします。次に [Target hardware resources] を展開し、[Groups] の下で [External mode] を選択します。[Communication interface] など、コンフィギュレーション パラメーターの設定を確認します。Simulink エディターの [モデル化] タブで、シミュレーション モードを [エクスターナル]
に変更し、[実行] をクリックします。