propagatedInputFixedSize

Simulink の伝播時の入力の固定サイズ ステータス

構文

flag = propagatedInputFixedSize(obj,index)


説明

flag = propagatedInputFixedSize(obj,index) は、System object™ の入力引数が固定サイズかどうかを示す true または false を返します。index では、固定サイズのフラグを返す入力を指定します。

propagatedInputFixedSize は isOutputFixedSizeImpl 内からのみ使用できます。isOutputFixedSizeImpl は次の場合に使用します。

• System object の入力または出力が 1 つを超えてある場合

• 入力の固定サイズのステータスによって出力の固定サイズのステータスが決定される場合

• 出力の固定サイズのステータスが入力の固定サイズのステータスと異なっていなければならない場合

入力引数

obj — System object

System object

オブジェクト固有のプロパティ、状態、およびメソッドへのアクセスに使用される System object ハンドル。propagatedInputFixedSize メソッドがこのオブジェクトを使用しない場合、この入力を ~ で置き換えることができます。

index — 入力インデックス

正の整数

指定された入力のインデックス。index では obj はカウントしません。最初の入力は常に obj です。

出力引数

flag — 固定サイズ フラグ

true | false

指定された入力の固定サイズ ステータスで、true または false として返されます。

例

入力と出力の固定サイズ ステータスの一致

3 番目の入力の固定サイズ ステータスを取得し、それに一致するように出力を設定します。最初と 2 番目の入力は出力に影響しないと仮定します。

methods (Access = protected)
   function outtype = isOutputFixedSizeImpl(obj)
      outtype = propagatedInputFixedSize(obj,3)
   end 
end

バージョン履歴

R2014a で導入

参考

isOutputFixedSizeImpl

トピック

• 固定サイズまたは可変サイズの出力の設定