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propagatedInputDataType

Simulink の伝播時の入力のデータ型

構文

dt = propagatedInputDataType(obj,index)

説明

dt = propagatedInputDataType(obj,index) は、System object™ の入力引数のデータ型を返します。index には、データ型を返す入力を指定します。

propagatedInputDataTypegetOutputDataTypeImpl 内からのみ使用できます。getOutputDataTypeImpl は次の場合に使用します。

  • System object の入力または出力が 1 つを超えてある場合

  • 入力のデータ型のステータスによって出力のデータ型が決定される場合

  • 出力のデータ型が入力のデータ型と異なっていなければならない場合

入力引数

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オブジェクト固有のプロパティ、状態、およびメソッドへのアクセスに使用される System object ハンドル。propagatedInputDataType メソッドがこのオブジェクトを使用しない場合、この入力を ~ で置き換えることができます。

指定された入力のインデックス。index では obj はカウントしません。最初の入力は常に obj です。

出力引数

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指定された入力のデータ型で、浮動小数点入力の場合は文字ベクトルとして、固定小数点入力の場合は数値型として返されます。

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2 番目の入力のデータ型を取得します。2 番目の入力データ型が double の場合、出力のデータ型は int32 です。それ以外の場合はすべて、出力のデータ型が 2 番目の入力のデータ型と一致します。最初の入力は出力に影響しないと仮定します。

methods (Access = protected)
   function dt = getOutputDataTypeImpl(obj)
       if strcmpi(propagatedInputDataType(obj,2),'double')
           dt = 'int32';
       else
           dt = propagatedInputDataType(obj,2);
       end
   end 
end

バージョン履歴

R2014a で導入