メディアンフィルター処理

関数 medfilt1 は、1 次元メディアン フィルター処理を行うもので、シーケンスにスライディング ウィンドウを適用する非線形手法です。メディアン フィルターは、ウィンドウ内の中心の値をウィンドウ内のすべての点の中央値と置き換えるものです[5]。この中央値の計算では、medfilt1 は、入力点以外の部分をゼロと仮定します。

ウィンドウ内の要素数 n が偶数の場合には、medfilt1 は数字を並べ替えた後、n/2 と n/2 + 1 番目の要素の平均値を使用します。

次に、4 次および 3 次メディアンフィルターを使用した 2 つの簡単な例を示します。

medfilt1([4 3 5 2 8 9 1],4)
ans =
    1.500 3.500 3.500 4.000 6.500 5.000 4.500


medfilt1([4 3 5 2 8 9 1],3)
ans =
     3     4     3     5     8     8     1

2 次元メディアン フィルター処理の詳細については、Image Processing Toolbox™ の関数 medfilt2 (Image Processing Toolbox) の項を参照してください。