Main Content

任意の振幅フィルター

次の区分的周波数応答で FIR フィルターを設計します。

  • 0 と 0.19π ラジアン/サンプルの間の正弦波。

    F1 = 0:0.01:0.19;
    A1 = 0.5+sin(2*pi*7.5*F1)/4;
  • 0.2π ラジアン/サンプルと 0.78π ラジアン/サンプルの間の区分的線形セクション。

    F2 = [0.2 0.38 0.4 0.55 0.562 0.585 0.6 0.78];
    A2 = [0.5 2.3 1 1 -0.2 -0.2 1 1];

  • 0.79π ラジアン/サンプルとナイキスト周波数の間の 2 次セクション。

    F3 = 0.79:0.01:1;
    A3 = 0.2+18*(1-F3).^2;

フィルター次数を 50 に指定します。周波数ベクトルと振幅ベクトルを統合します。最適化適合時にすべての帯域に等しい重みを与えるには、すべての重みベクトルを 1 に指定します。フィルター デザイナー アプリを開きます。

N = 50;

FreqVect = [F1 F2 F3];
AmplVect = [A1 A2 A3];
WghtVect = ones(1,N/2);

filterDesigner

アプリを使用してフィルターを設計します。

  1. [応答タイプ] で、[微分器] の横のボタンを選択します。ドロップダウン リストから [任意振幅] を選択します。

  2. [設計法][FIR] に設定します。ドロップダウン リストから [最小二乗] を選択します。

  3. [フィルター次数] で、変数 N に次数を指定します。

  4. [周波数と振幅の仕様] で、作成した変数を指定します。

    • 周波数ベクトルFreqVect

    • 振幅ベクトルAmplVect

    • 重みベクトルWghtVect

  5. [フィルター設計] をクリックします。

  6. プロットの y 軸を右クリックし、[振幅] を選択して、振幅応答を線形単位で表します。

参考

アプリ

関数