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gaussdesign

ガウス FIR パルス整形フィルターの設計

説明

h = gaussdesign(bt,span,sps) はローパス FIR ガウス パルス整形フィルターを設計し、フィルター係数のベクトル h を返します。このフィルターはシンボル数 span で打ち切られ、各シンボル周期には sps 個のサンプルが含まれます。フィルターの次数 sps*span は偶数でなければなりません。

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ビットを伝送するために使用する変調が、GMSK (ガウス最小シフト キーイング) パルスとなるよう指定します。このパルスには 3 dB の帯域があり、0.3 のビット レートと等価です。シンボルが 4 つとなるようフィルターを打ち切り、各シンボルを 8 つのサンプルで表します。

bt = 0.3;
span = 4;
sps = 8;
h = gaussdesign(bt,span,sps);
fvtool(h,'impulse')

Figure Figure 1: Impulse Response contains an axes object. The axes object with title Impulse Response contains an object of type stem.

入力引数

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3 dB の片側帯域 (Hz) とシンボル時間 (秒) の積。この値は正の実数スカラーとして指定します。bt の値を小さくすると、パルス幅は大きくなります。

データ型: double | single

正の整数スカラーとして指定されるシンボルの数。

データ型: double | single

正の整数スカラーとして指定される、シンボル周期あたりのサンプル数 (オーバーサンプリング係数)。

データ型: double | single

出力引数

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行ベクトルとして返される、ガウス パルス整形フィルターの FIR 係数。この係数は、通過帯域のノミナル ゲインが常に 1 となるように正規化されます。

データ型: double | single

アルゴリズム

ガウス フィルターのインパルス応答は次により表されます。

h(t)=exp(t22δ2)2πδ

ここで、次の式が成り立ちます。

δ=log22πBT.

BT は、bt で指定された帯域幅とシンボル時間の積です。ここで、B はフィルターの 3 dB 帯域幅、T はシンボル時間です。応答の開始から終了までの間のシンボルの数 (span) と、シンボルごとのサンプルの数 (sps) により、インパルス応答の長さが次のように決まります。span×sps+1.

詳細については、FIR ガウス パルス整形フィルター設計を参照してください。

参照

[1] Krishnapura, N., S. Pavan, C. Mathiazhagan, and B. Ramamurthi. “A baseband pulse shaping filter for Gaussian minimum shift keying.” Proceedings of the 1998 IEEE International Symposium on Circuits and Systems. Vol. 1, 1998, pp. 249–252.

[2] Rappaport, Theodore S. Wireless Communications: Principles and Practice. 2nd Ed. Upper Saddle River, NJ: Prentice Hall, 2002.

バージョン履歴

R2013b で導入