dfilt.dffirt
離散時間直接型 FIR 転置フィルター
構文
Hd = dfilt.dffirt(b)
Hd = dfilt.dffirt
説明
Hd = dfilt.dffirt(b)
では、分子係数が b
の離散時間直接型 FIR 転置フィルター Hd
が返されます。
Hd = dfilt.dffirt
では、b
=1 の既定の離散時間直接型 FIR 転置フィルター Hd
が返されます。このフィルターでは、入力が変化せずそのまま出力されます。
結果として得られるフィルター状態の列ベクトルは、以下のようになります。
例
30 次ローパス等リップル設計からの係数を使用して、離散時間直接型 FIR 転置フィルターを作成します。
b = firpm(30,[0 .1 .2 .5]*2,[1 1 0 0]); Hd = dfilt.dffirt(b)
バージョン履歴
R2006a より前に導入