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classUnderlying

quaternion の各部分のクラス

構文

underlyingClass = classUnderlying(quat)

説明

underlyingClass = classUnderlying(quat) は、quaternion quat の各部分のクラスの名前を返します。

例

Quaternion の基となるクラスの取得

quaternion は、3 次元表現で使用される 4 つの部分からなる多元数です。quaternion の 4 つの部分のデータ型は single または double になります。

1 つは基となるデータ型が single で、もう 1 つは基となるデータ型が double である 2 つの quaternion を作成します。quaternion に対して classUnderlying を呼び出して、基となるデータ型を確認します。

qSingle = quaternion(single([1,2,3,4]))

qSingle = quaternion
     1 + 2i + 3j + 4k

classUnderlying(qSingle)

ans = 
'single'

qDouble = quaternion([1,2,3,4])

qDouble = quaternion
     1 + 2i + 3j + 4k

classUnderlying(qDouble)

ans = 
'double'

quaternion は、関数 parts を使用して各部分に分けることができます。quaternion の各部分が正しいデータ型であることを確認します。double は既定の MATLAB® 型であることを思い出してください。

[aS,bS,cS,dS] = parts(qSingle)

aS = single

1

bS = single

2

cS = single

3

dS = single

4

[aD,bD,cD,dD] = parts(qDouble)

aD = 
1

bD = 
2

cD = 
3

dD = 
4

quaternion は、MATLAB の他のデータ型と同じ暗黙的なキャスト ルールに従います。つまり、基となるデータ型が single の quaternion と基となるデータ型が double の quaternion を組み合わせた場合、その quaternion の基となるデータ型は single になります。qDouble と qSingle を乗算し、結果の基となるデータ型が single になることを確認します。

q = qDouble*qSingle;
classUnderlying(q)

ans = 
'single'

入力引数

quat — 調査する四元数

quaternion オブジェクト | quaternion オブジェクトの配列

調査する四元数。quaternion オブジェクト、または任意の次元の quaternion オブジェクトの配列として指定します。

出力引数

underlyingClass — quaternion オブジェクトの基となるクラス

'single' | 'double'

quaternion の基となるクラス。文字ベクトル 'single' または 'double' として返されます。

データ型: char

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

参考

関数

• compact | parts

オブジェクト

• quaternion