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SPI Controller Transfer

SPI 周辺デバイスに対するデータの書き込みとデータの読み取り

  • SPI Controller Transfer block

ライブラリ:
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics Discovery Boards / STM32F769I-Discovery
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics Discovery Boards / STM32F746G-Discovery

説明

SPI controller Transfer ブロックは、Serial Peripheral Interface (SPI) インターフェイスを介して周辺デバイスに対するデータの書き込みとデータの読み取りを行います。ブロックは入力値と同じサイズおよびデータ型の配列を出力します。このブロックを Byte Pack ブロックおよび Byte Unpack ブロックと共に使用することで、異種混合データ型転送をサポートできます。

このブロックを使用して、温度や圧力などの量を測定する SPI デバイスにアクセスできます。

SPI 通信の詳細については、SPI 通信のサポートを参照してください。

端子

入力

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この端子は、SPI インターフェイスを介して周辺デバイスのレジスタに書き込むシリアル データ出力 (SDO) を受け入れます。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

出力

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この端子は、SPI インターフェイスを介して周辺デバイスのレジスタから読み取られたデータを出力します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

パラメーター

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メイン

SPI 周辺デバイスが接続された SPI モジュールを指定します。

SPI 周辺デバイスが接続されたボード上のピン名を指定します。SPI コントローラーは、選択された周辺デバイスの SS ピンを LOW (0) の値に下げて通信を開始します。周辺デバイスは [Chip select pin polarity] パラメーターで指定したピンの極性に応じて選択されます。コントローラーで一度に選択できる周辺デバイスは 1 つだけです。

データが送信される順序を選択します。

  • Most significant bit (MSB) — MSB を選択すると最上位ビット (MSB) が最初に送信されます。

  • Least significant bit (LSB) — LSB を選択すると最下位ビット (LSB) が最初に送信されます。

SPI コントローラーでクロック極性 (CPOL) とクロック位相 (CPHA) が設定されます。

極性と位相の組み合わせを SPI モードと呼びます。SPI モード 0 ~ 3 を表に示します。

モードクロック極性 (CPOL)クロック位相 (CPHA)
000
101
210
311

レジスタの読み取り/書き込みの詳細については、SPI 転送モードを参照してください。

詳細設定

SPI 周辺デバイスを選択するためにチップ セレクト ピンでサポートされる論理レベル。

  • Active low — ロジック LOW でデバイスを有効にします。SPI 周辺デバイスはその SS ピンが LOW に設定されると有効になります。

  • Active high — ロジック HIGH でデバイスを有効にします。SPI 周辺デバイスはその SS ピンが HIGH に設定されると有効になります。