レポート設定ファイルからの MATLAB コードの生成
MATLAB® コード バージョンのレポート設定ファイルを MATLAB ファイル (*.m
) 形式で生成できます。レポート設定ファイルの MATLAB ファイルは、プログラムでレポートを生成したりレポート設定ファイルを変更するなど、さまざまな用途に役立ちます。
MATLAB ファイルを更新するには、レポート設定ファイルをレポート エクスプローラーに読み込んで [ファイル] 、 [MATLAB ファイルの生成] をクリックします。MATLAB ファイルの生成後、MATLAB エディターでファイルが開きます。生成されるファイルのファイル名は、レポート設定ファイルの先頭に "build" が付いています。
この例では、MATLAB Report Generator™ ソフトウェアに含まれている、figloop_tutorial.rpt
レポート設定ファイルから MATLAB ファイルを生成します。次に、この例では、関数 report
を使用してレポートを MATLAB ファイルから生成します。この関数の詳細については、report
のリファレンス ページを参照してください。
MATLAB コマンド ウィンドウに「
report
」と入力して、レポート エクスプローラーを起動します。中央のオプション ペインで
figloop_tutorial.rpt
をダブルクリックし、このレポート設定ファイルを開きます。左側のアウトライン ペインで
Report - figloop_tutorial.rpt
をクリックして選択します。レポート エクスプローラーのメニュー バーで [ファイル] 、 [MATLAB ファイルの生成] をクリックします。
MATLAB Report Generator ソフトウェアは
figloop_tutorial.rpt
レポート設定ファイル用の MATLAB コードを生成します。このコードは、指定したフォルダーのbuildfigloop_tutorial.m
ファイルに保存されます。このファイルの一部を次の図に示します。figloop_tutorial
レポートをこの MATLAB ファイルから生成するには、MATLAB コマンド ウィンドウで以下のコマンドを実行します。MATLAB Report Generator ソフトウェアが実行され、レポートが表示されます。report(buildfigloop_tutorial);