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Evaluate MATLAB Expression

指定された MATLAB 式の評価

説明

このコンポーネントは、指定された MATLAB® 式を評価します。レポートにコードやコマンド ラインの出力を含めることができます。

プロパティ

  • レポートに MATLAB 式を挿入: このコンポーネントが評価する MATLAB 式をレポートに表示します。

  • レポートにコマンド ウィンドウの出力を表示: 指定された MATLAB 式の評価から得られたコマンド ウィンドウ出力を含めます。

  • ベース ワークスペースで実行する式: MATLAB ワークスペースで評価する式を指定します。

    Simulink® Report Generator™ を使用している場合は、Rptgen.getReportedBlock などの関数を使用して、レポートするモデリング要素をフィルター処理し、特定の要素に対する特別なレポートを作成できます。詳細については、Simulink Report Generator ドキュメンテーションのコンテキスト関数のループ処理 (Simulink Report Generator)を参照してください。

  • エラーが発生した場合は以下の式を実行: 指定された式がエラーを生成した場合、別の MATLAB 式を評価します。エラーが発生した場合に評価する式をこのフィールドに入力しなければなりません。

    既定のエラー処理コードを変更しない場合で、追加した MATLAB コードにエラーが存在すると、レポートを生成するときに次のようになります。

    • [エラーが発生した場合は以下の式を実行] チェック ボックスがオフ: 完全なレポートが生成される。MATLAB コマンド ラインにエラー メッセージは表示されない。

    • [エラーが発生した場合は以下の式を実行] チェック ボックスがオン: 完全なレポートが生成される。MATLAB コマンド ラインにエラー メッセージが表示される。

    追加した MATLAB コードでエラーが発生したときにレポート生成を中止するには、以下の既定のエラー処理コードの 2 行目と 3 行目を以下のように変更します。

    warningMessageLevel = 2;
    displayWarningMessage = true;
    failGenerationWithException = false;
    failGenerationWithoutException = false;

    レポート生成を中止して例外を表示するには、既定のコードを次のように変更します。

    displayWarningMessage = false;
    failGenerationWithException = true;

    レポート生成を中止するが例外を表示しないようにするには、既定のコードを次のように変更します。

    displayWarningMessage = false;
    failGenerationWithoutException = true;

    既定のエラー処理コードを完全に置き換える場合、コードで変数 evalException.message を使用して、例外の情報を返します。

レポートへの挿入

次のいずれかのオプションを選択した場合にのみテキストを挿入します。

  • レポートに MATLAB 式を挿入

  • レポートにコマンド ウィンドウの出力を表示

クラス

rptgen.cml_eval