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特徴の関数の生成

アプリで対話的に実行した計算のコマンド ライン版が必要な場合は、選択した特徴の MATLAB® コードを生成します。アプリは、事前のデータ処理と特徴抽出自体の両方を再現するコードを提供します。たとえば、アプリで計算したパワー スペクトルに基づく特徴を選択した場合、生成コードにはスペクトルの処理と特徴の処理が含まれます。

2 つのコード形式のいずれかを選択できます。

  1. アンサンブル データ セットで使用するように書式設定された関数。これは既定の形式です。このオプションは、特徴抽出の計算を他のアンサンブル データ セットに適用する場合に使用します。たとえば、小さいデータ セットを使用して作成した特徴を大きいデータ セットに適用する場合はこのオプションを使用します。

  2. ストリーミング用に書式設定された関数。このオプションは、ストリーミング データで特徴抽出を実行する場合に使用します。関数はストリーミング データを受け入れ、MATLAB Coder™ に準拠しているため、C または C++ に関数を変換できます。自己回帰モデルまたは状態空間モデルを使用して計算されたスペクトル変数に基づく計算はエクスポートできません。ストリーミング関数でスペクトル特徴をエクスポートするには、ウェルチ法を使用してスペクトル変数を計算します。また、アンサンブル統計の変数から派生する特徴やフレームベースのデータから派生する特徴もエクスポートできません。

単一の特徴テーブルのすべての特徴を選択することも、その table の上位ランクの特徴のみを選択することもできます。

[特徴テーブル] で、作業する特徴テーブルを選択します。

[特徴の並べ替え基準] で、選択した特徴に順序を付けるために使用するランク付けアルゴリズムを選択します。セッション中に適用したランク付けアルゴリズムのみが選択肢として表示されます。ランク付けに関係なく、すべての特徴のコードを生成する場合は、[すべての特徴を使用] を選択します。

[上位の特徴の数] では、コードを生成する特徴の数を選択します。このオプションは、ランク付けされた特徴をエクスポートする場合のみアクティブになります。ランク付け手法を指定していない場合、アプリですべての特徴のコードが生成されます。

[データのストリーミング形式] では、関数をアンサンブル データ セットではなくストリーミング データに対して使用する場合にオプションを選択します。

[OK] をクリックすると、アプリは関数のコードをエディターに生成します。

特定の入力や手法で特徴をフィルター処理するなど、選択内容をさらにカスタマイズする場合、[次の関数を生成...] を使用します。このオプションを選択すると、すべての信号、特徴、およびランク付けの table のリストが開き、そこで選択できます。また、[コード生成] タブも開きます。[コード生成] タブでは、選択リストの項目をフィルター処理して、生成コードに含めるものを調整できます。フィルターなしですべての選択肢を表示するには、[選択した項目で並べ替え] をクリックします。選択が完了したら、[関数の生成] をクリックします。[次の関数を生成...] では、ストリーミング データはサポートされません。

詳細については、以下を参照してください。