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アンサンブルの統計値

アンサンブルの動作全体を特徴付ける場合は、アンサンブルの統計値を計算します。また、特徴を抽出するために残差信号の生成を予定している場合も、アンサンブルの統計値を計算します。複数のメンバーが含まれるアンサンブル信号とは異なり、結果の統計信号それぞれに含まれるのは 1 つのメンバーのみです。新しい変数を生成せず、単にアンサンブルの統計値を表示する場合は、代わりにプロット ギャラリーの [アンサンブル概要] プロットを使用してください。

  • アンサンブル統計 — 生成する統計値を選択します。選択した各統計値に関して、メンバー全体にわたって各時間点で値が計算されます。結果は、その統計値の単一メンバーの信号になります。たとえば、[アンサンブルの平均値] を選択した場合、各時間点で計算される 1 つの値は、その時間点におけるすべてのアンサンブル メンバーの値の平均です。

  • データを内挿する — このオプションは、アンサンブル内の異なるメンバーが異なるサンプリング点をもっている場合に共通の時間ベースを提供するために選択します。

    • 内挿法 — 使用する内挿法を選択します。内挿法の詳細については、interp1 の内挿法のセクションを参照してください。

    • サンプリング周波数 — 既定の auto 設定は、メンバー全体の平均のサンプリング周波数を計算します。

  • グループ化 — さまざまなグループに対応して統計値を分離させる場合は、グループ分けに使用する状態変数を選択します。たとえば、状態変数が healthy または faulty を示している場合、健全な統計値と不良な統計値を分離させることができます。

  • 結果のプロット — このオプションは、すべての統計結果を同じプロットにプロットする場合に選択します。プロットする結果を選択する場合は、結果の統計信号とともに [信号トレース] を使用します。

アンサンブル統計値を生成する代替方法は、アンサンブル信号の信号トレース プロットに信号の変化を表示することです。このプロット オプションによって、[アンサンブル統計] を使用した場合と同じ統計値が生成されます。

ソフトウェアは計算の結果を SummaryData データセットに格納します。この新しい変数名には接尾辞 meanminmax、または std をもつソース信号名が含まれています。