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computeDifferentialCurves

増分容量、差動電圧、差温の曲線を計算する。これらを使用して、定電流条件下でのバッテリーの挙動を解析できる

R2024b 以降

説明

diffCurves = computeDifferentialCurves(bdp) は、batteryTestDataParser オブジェクト bdp 内のデータを解析し、電流が一定の充電と放電のサイクル フェーズにおける算出された増分容量 (IC)、差動電圧 (DV)、および差温 (DT) の曲線を diffCurves で返します。

この関数の使用例については、Data Analysis and Feature Extraction for Battery Raw Cycling Dataを参照してください。

diffCurves = computeDifferentialCurves(bdp,cyclingPhase=cp) は、曲線の計算のサイクル フェーズ cp を指定します。

入力引数

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セグメント化されたバッテリー テスト データ。segmentData によってさらに処理されている batteryTestDataParser オブジェクトとして指定します。このデータには、ラボの測定値と、サイクル フェーズ、サイクル モード、データの有効性に関する情報の両方が含まれています。

曲線を計算する対象のサイクル フェーズ。"Both""Charge"、または "Discharge" として指定します。この引数はオプションです。この引数を省略した場合、すべてのサイクル フェーズの曲線が返されます。

出力引数

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微分曲線。表として返されます。diffCurves には充電と放電両方のサイクル フェーズの曲線が含まれています。サイクル フェーズのパラメーター cp が指定されている場合、diffCurves には指定したサイクル フェーズのみの曲線が含まれます。

バージョン履歴

R2024b で導入