最適化オプションの表示
optimoptions
では、一部の最適化オプションが "非表示" になります。つまり、該当する最適化オプションの値が表示されなくなります。たとえば、次のようにすると DiffMinChange
オプションが非表示になります。
options = optimoptions('fsolve','DiffMinChange',1e-3)
options = fsolve options: Options used by current Algorithm ('trust-region-dogleg'): (Other available algorithms: 'levenberg-marquardt', 'trust-region') Set properties: No options set. Default properties: Algorithm: 'trust-region-dogleg' CheckGradients: 0 Display: 'final' FiniteDifferenceStepSize: 'sqrt(eps)' FiniteDifferenceType: 'forward' FunctionTolerance: 1.0000e-06 MaxFunctionEvaluations: '100*numberOfVariables' MaxIterations: 400 OptimalityTolerance: 1.0000e-06 OutputFcn: [] PlotFcn: [] SpecifyObjectiveGradient: 0 StepTolerance: 1.0000e-06 TypicalX: 'ones(numberOfVariables,1)' UseParallel: 0 Show options not used by current Algorithm ('trust-region-dogleg')
ドット表記を使用すると、"非表示" オプションを含め、どのオプションの値でも表示できます。以下に例を示します。
options.DiffMinChange
ans = 1.0000e-03
ソルバーのリファレンス ページでは、"非表示" オプションがイタリックで記載されています。
一部のオプションが "非表示" である理由は次の 2 つです。
より良い方法がある。たとえば、
DiffMinChange
オプションとDiffMaxChange
オプションの両方に置き換わるものとしてFiniteDifferenceStepSize
オプションがあります。そのため、DiffMinChange
とDiffMaxChange
の両方が "非表示" になっています。まれにしか使用されないか、適切に設定するのが難しい。たとえば、
fmincon
のMaxSQPIter
オプションは難解で、選択するのが難しいため、"非表示" になっています。非表示オプションのリストは、非表示オプションを参照してください。