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健全性チェック API
健全性チェック API を使用して、サーバーが有効なライセンスをもち HTTP リクエストを処理できるかどうかを判別します。健全性チェックでは、サーバーが有効なライセンスをもつか、またネットワーク ライセンス マネージャーと通信できるかどうかに基づいて、サーバーを健全または不健全に分類します。サーバーの健全性を確認するには、GET Server Healthを使用します。
サーバーは、次のいずれかの状態にあれば健全です。
サーバーは有効なライセンスで動作している。サーバーがネットワーク ライセンス マネージャーと通信しており、必要な数のライセンス キーがチェックアウトされている。
サーバーはネットワーク ライセンス マネージャーとの通信を失っているが、サーバーは完全に動作しており、license-grace-period プロパティで指定された猶予期間の最後まで動作し続ける。
健全性チェックが成功した場合、サーバーは 200 OK
の HTTP ステータス コード、およびサーバーが健全であることを示す JSON オブジェクトを含むレスポンスを返します。
{ "status": "ok" }
サーバーが HTTP リクエストを処理できない場合、健全性チェック API は 503 Health Check Failed
HTTP レスポンス コードと空のレスポンス本文を返します。サーバーが、猶予期間を超える期間にわたってネットワーク ライセンス マネージャーとの通信を失っている場合、健全性チェックは失敗します。サーバーがこの状態の場合、サーバーはライセンス マネージャーとの通信を再確立しようと積極的に試みます。サーバーがライセンス マネージャーとの通信を再確立できれば、リクエストの処理が再開されます。
健全性チェックが失敗した場合、失敗の原因に関する追加情報はレスポンス本文に示されません。サーバー管理者は、mps-status
を使用してサーバー ステータスに関する詳細情報を取得できます。ターミナルは、mps-status
を実行するサーバーと同じシステム上になければなりません。
ライセンスの詳細については、MATLAB Production Server ライセンスの管理を参照してください。
参考
mps-status
| license-grace-period