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MATLAB Production Server ライセンスの管理

ネットワーク ライセンス マネージャーは、MATLAB® Production Server™ ライセンスを管理します。詳細については、クライアント マシンへの製品のインストールを参照してください。

ライセンス センターの手順に従ってライセンスを取得してアクティベーションを行うだけでなく、ライセンス ファイルを使用するように MATLAB Production Server を構成する必要があります。

サーバー構成ファイルでのライセンス サーバー オプションの指定または確認

mps-new コマンドを使用してコマンド ラインからサーバーを作成した後、main_config サーバー構成ファイルでライセンス サーバー プロパティの値を指定または確認できます。ライセンス サーバー プロパティの値を更新するには、テキスト エディターで server_name/config/main_config を開きます。

  • license — ライセンス サーバーとライセンス ファイルを指定します。main_config の 1 つのエントリで、ポート番号 (port_number@license_server_name) を含む複数のライセンス サーバーとライセンス ファイルを指定できます。Windows ではセミコロン (;) を、Linux ではコロン (:) を区切り文字として使用し、優先順位の高い順に、製品が検索する場所を列挙します。

    たとえば、Linux システムでは、license プロパティに以下の値を指定できます。

    --license 27000@hostA:/opt/license/license.dat:27001@hostB:./license.dat
    
    システムは、以下の順序でプロパティの値を検索します。

    1. 27000@hostA: (hostA がポート 27000 で構成されている)

    2. /opt/license/license.dat (ローカル ライセンス データ ファイル)

    3. 27001@hostB: (hostB がポート 27001 で構成されている)

    4. ./license.dat (ローカル ライセンス データ ファイル)

  • license-grace-period — ライセンス サーバーのハートビートが失われた後、MATLAB Production Server が HTTP リクエストに応答する最長時間。ハートビートおよび関連ライセンス用語の詳細については、ネットワーク ライセンス マネージャーのドキュメンテーションを参照してください。

  • license-poll-interval — ライセンス サーバーのハートビートが失われ、MATLAB Production Server が HTTP リクエストに応答しなくなった後、経過する必要がある時間間隔。この時点で、システムは有効なライセンスを検証し、チェックアウトするためにライセンス サーバーへのポーリングを開始します。サーバーがライセンスをチェックアウトできるようになるまで、license-poll-interval で指定した間隔でポーリングが実行されます。ハートビートおよび関連ライセンス用語の詳細については、ネットワーク ライセンス マネージャーのドキュメンテーションを参照してください。

mps-status を使用したライセンス サーバーのステータスの確認

mps-status コマンドは、サーバー インスタンスおよび関連するライセンス サーバーのステータスを返します。このコマンドは、MATLAB Production Server のオンプレミスのインストールでのみ使用できます。

これらのステータス メッセージの詳細な説明は、ライセンス サーバーのステータス情報を参照してください。

mps-license-reset を使用したライセンス チェックアウトの強制

mps-license-reset コマンドを使用して、強制的にサーバーがオンプレミスの MATLAB Production Server インストールでライセンスのチェックアウトを実行するようにします。license-grace-periodlicense-poll-interval などのサーバー構成オプションによって設定された間隔で MATLAB Production Server がライセンスの検証とチェックアウトを行うのを待機することが望ましくない場合は、いつでもこのコマンドを使用できます。

参考

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