acquire

永続性サービスのミューテックスのアドバイザリ ロックを取得

構文

TF = acquire(lk,timeout)

説明

TF = acquire(lk,timeout) はアドバイザリ ロックを取得し、ロックが成功した場合は logical 1 (true) を返し、それ以外の場合は logical 0 (false) を返します。ロックが取得できない場合は、acquire は timeout 秒間、ロック取得の試行を続けます。

例

アドバイザリ ロックの適用

まず、永続性サービス コントローラー オブジェクトを作成し、そのオブジェクトを使用して永続性サービスを開始します。

ctrl = mps.cache.control('myRedisConnection','Redis','Port',4519);
start(ctrl)

接続名を使用して、永続性サービスのミューテックスを作成します。

lk = mps.sync.mutex('myDbLock','Connection','myRedisConnection')

アドバイザリ ロックの取得を試みます。ロックが取得できない場合は、20 秒間取得を再試行します。

acquire(lk, 20);

TF =

  logical

   1

入力引数

lk — ミューテックス オブジェクト

永続性サービスのミューテックス オブジェクト

永続性サービス固有のミューテックス オブジェクト。永続性プロバイダーとして Redis™ を使用している場合、lk は mps.sync.TimedRedisMutex オブジェクトになります。永続性プロバイダーとして MATLAB^® を使用している場合、lk は mps.sync.TimedMATFileMutex オブジェクトになります。

timeout — 再試行期間

正の整数

ロックの取得を再試行するまでの期間。

例: 20

出力引数

TF — logical 値

logical 配列

アドバイザリ ロックが正常に取得された場合、TF は logical 1 (true) であり、それ以外の場合は logical 0 (false) です。

バージョン履歴

R2018b で導入

参考

mps.sync.mutex | own | release | mps.sync.TimedRedisMutex | mps.sync.TimedMATFileMutex

トピック

• データのキャッシュの基礎