startMeasuring
クラス: matlab.perftest.TestCase
名前空間: matlab.perftest
測定境界の開始を指定
説明
startMeasuring( は測定境界の開始を指定します。このメソッドと testcase)stopMeasuring メソッドを呼び出して、測定を startMeasuring メソッドの呼び出しと stopMeasuring メソッドの呼び出しの間にあるコードのみに制限します。この境界を定義することにより、セットアップ、検証および破棄の各コードを測定から除外できます。
パフォーマンス フレームワークは Test 属性のタグが付けられた各メソッド内で startMeasuring メソッドと stopMeasuring メソッドの複数の非入れ子呼び出しを許可します。境界付きのパフォーマンス テストを作成するときには、以下の点に留意してください。
startMeasuringメソッドを呼び出すテスト メソッドは、同一テスト メソッドのスコープ内でstopMeasuringメソッドを呼び出さなければならない。同一テスト メソッドのスコープ内で、
startMeasuringメソッドの呼び出しの後にstopMeasuringメソッドの呼び出しがなければならない。同様に、stopMeasuringメソッドの呼び出しの前にstartMeasuringの呼び出しがなければならない。startMeasuringメソッドとstopMeasuringメソッドを、条件にkeepMeasuringメソッドを含むwhileループ内で呼び出すことはできない。同様に、keepMeasuring条件をもつwhileループを、startMeasuringの呼び出しとstopMeasuringの呼び出しの間に配置することはできない。テスト メソッドに
startMeasuringとstopMeasuringの呼び出しが複数ある場合、パフォーマンス フレームワークは測定値を累積して合計します。
フレームワークがテスト メソッド内でサポートされない startMeasuring および stopMeasuring の使用を検出した場合、対応する MeasurementResult インスタンスを無効としてマークします。
startMeasuring( は測定境界の開始を明示し、testcase,label)label によって測定にラベルを付けます。ラベルを使った測定境界の指定は、ラベルなしでの指定と似ています。ラベルを使った startMeasuring の呼び出しでは、同一テスト メソッドのスコープ内で、同じラベルを使った stopMeasuring の呼び出しが後に続かなければなりません。テスト メソッドに同じラベルをもつ境界が複数ある場合、パフォーマンス フレームワークはラベルごとに測定値を累積し、合計を計算します。パフォーマンス フレームワークは入れ子にされた測定範囲をサポートしていません。
ラベルは山かっこで囲まれて、MeasurementResult の Samples プロパティと TestActivity プロパティのテスト要素名に付加されます。
入力引数
例
バージョン履歴
R2016a で導入