matlab.mock.actions.AssignOutputs クラス
パッケージ: matlab.mock.actions
呼び出されたメソッドまたはアクセスされたプロパティの戻り値を定義
説明
モック オブジェクト メソッドが呼び出された場合またはモック オブジェクトのプロパティにアクセスがあった場合にフレームワークが返す値を指定するには、AssignOutputs
クラスを使用します。
モック メソッドの呼び出しで使用する出力が AssignOutputs
で指定された出力より少ない場合、残りの出力は破棄されます。モック メソッドの呼び出しで使用する出力が AssignOutputs
で指定された出力より多い場合、MATLAB® はエラーをスローします。
構築
action = AssignOutputs(
はメソッドの呼び出しやプロパティへのアクセスに対してモック オブジェクトが返す値を定義します。A1,...,An
)AssignOutputs
コンストラクターは 1 つ以上の値 (A1,...,An
) を受け入れます。これらの値は、モック オブジェクト メソッドの出力引数の値またはモック オブジェクトのプロパティの値に対応します。
入力引数
プロパティ
コピーのセマンティクス
値。値クラスがコピー操作に与える影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。
例
ヒント
AssignOutputs
アクションは、インスタンス作成時に出力の値を定義します。モック オブジェクト メソッドの呼び出し時に、出力値を判別するための関数ハンドルをモック オブジェクト メソッドが呼び出すよう指定するには、Invoke
クラスを使用します。
代替方法
単純な出力の定義には、matlab.mock.TestCase
クラスの assignOutputsWhen
メソッドを使用することができます。ただし、AssignOutputs
アクションを使用すると、さらに多くの機能を使用できます。
バージョン履歴
R2017a で導入