matlab.io.hdfeos.gd.defProj
パッケージ: matlab.io.hdfeos.gd
グリッド投影の定義
構文
defProj(gridID,projCode,zoneCode,sphereCode,projParm)
説明
defProj(gridID,projCode,zoneCode,sphereCode,projParm)
は、gridID
で指定されたグリッドの GCTP 投影を定義します。projCode
の引数は、次の値のいずれかになります。
'geo' | 地理 |
'utm' | ユニバーサル横メルカトル図法 |
'albers' | アルベルス正積円錐図法 |
'lamcc' | ランベルト正角円錐図法 |
'ps' | 極心平射図法 |
'polyc' | 多円錐図法 |
'tm' | 横メルカトル図法 |
'lamaz' | ランベルト正積方位図法 |
'snsoid' | 正弦曲線 |
'hom' | ホーティン斜めメルカトル図法 |
'som' | 衛星斜めメルカトル図法 |
'good' | グード図法 |
'cea' | 正積円筒図法 |
'bcea' | ベールマン図法 |
'isinus' | 整数化正弦曲線 |
projCode
が 'geo'
の場合、zoneCode
、sphereCode
、projParm
は、[]
として指定してください。これらのパラメーターのその他の値は、すべて無視されます。
zoneCode
はユニバーサル横メルカトル ゾーン コードです。他の投影法の場合は -1 として指定してください。
sphereCode
は、GCTP 回転楕円体の名前、またはそれに相当する数値コードです。
projParm
は、投影法固有のパラメーターを含む、最大 13 個の要素からなるベクトルです。projCode
、zoneCode
、sphereCode
、projParm
の詳細については、『HDF-EOS Library User's Guide, Volume 1: Overview and Examples』の第 6 章を参照してください。
この関数は、HDF ライブラリ C API の関数 GDdefproj
に相当します。
例
東経 54 度から東経 60 度、北緯 20 度から北緯 30 度 (ゾーン 40) で囲まれた UTM グリッドを作成します。グリッドを、x 座標軸に沿って 120 個のビンと y 座標軸に沿って 200 個のビンに分割します。
import matlab.io.hdfeos.* gfid = gd.open('myfile.hdf','create'); uplft = [210584.50041 3322395.95445]; lowrgt = [813931.10959 2214162.53278]; gridID = gd.create(gfid,'UTMGrid',120,200,uplft,lowrgt); gd.defProj(gridID,'utm',40,'Clarke 1866',[]); gd.detach(gridID); gd.close(gfid);
回転楕円体 WGS 84 を使用して、極の下の北緯 90 度、経度 0 度が正しい縮尺となる北半球の極心平射図を追加します。
import matlab.io.hdfeos.* gfid = gd.open('myfile.hdf','create'); gridID = gd.create(gfid,'PolarGrid',100,100,[],[]); projparm = zeros(1,13); projparm(6) = 90000000; gd.defProj(gridID,'ps',[],'WGS 84',projparm); gd.detach(gridID); gd.close(gfid);