matlab.io.hdfeos.gd.create
パッケージ: matlab.io.hdfeos.gd
新しいグリッド構造体の作成
構文
gridID = create(gfID,gridName,xdim,ydim,upLeft,lowRight)
説明
gridID = create(gfID,gridName,xdim,ydim,upLeft,lowRight)
は新しいグリッド構造体を作成します。ここで gfID
はグリッド ファイルの識別子です。gridName
は新しいグリッドの名前です。xdim
と ydim
はグリッドのサイズを定義します。upLeft
は、左上ピクセルの位置を含む 2 要素のベクトルで、lowRight
右下ピクセルの位置を含む 2 要素のベクトルです。
メモ
upLeft
と lowRight
は、地理的投影と bcea 投影以外のすべての GCTP 投影ではメートル単位で表示されます。地理的投影と bcea 投影では、パックされた DMS 形式の単位になります。
メモ
一部の投影では、upLeft
と lowRight
を[]
として指定できます。
半球全体の極心平射図法
全球のグード図法
ランベルト正積方位図法 (極または赤道)
メモ
MATLAB® は Fortran スタイルの順序を使用しますが、HDF-EOS ライブラリは C スタイルの順序を使用します。
この関数は、HDF-EOS ライブラリ C API の関数 GDcreate
に相当します。
例
北半球の極心平射グリッドを作成します。
import matlab.io.hdfeos.* gfid = gd.open('myfile.hdf','create'); gridID = gd.create(gfid,'PolarGrid',100,100,[],[]); gd.detach(gridID); gd.close(gfid);
東経 54 度から東経 60 度、北緯 20 度から北緯 30 度で囲まれた UTM グリッドを作成します。グリッドを、x 座標軸に沿って 120 個のビンと y 座標軸に沿って 200 個のビンに分割します。
import matlab.io.hdfeos.* gfid = gd.open('myfile.hdf','create'); uplft = [210584.50041 3322395.95445]; lowrgt = [813931.10959 2214162.53278]; gridID = gd.create(gfid,'UTMGrid',120,200,uplft,lowrgt); gd.detach(gridID); gd.close(gfid);