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NETEnvironment

.NET 環境の情報

R2022b 以降

説明

NETEnvironment オブジェクトには、.NET 環境の設定とステータスに関する情報が含まれています。.NET 環境情報は、異なる MATLAB^® セッション間で維持されます。

作成

NETEnvironment オブジェクトを作成するか、設定を変更するには、dotnetenv を呼び出します。MATLAB が環境を読み込んだ後にランタイムを変更することはできません。環境を変更するには、MATLAB を再起動してから dotnetenv を呼び出します。

プロパティ

Runtime — .NET ランタイム環境

読み取り専用: framework (既定値) | core

この プロパティ は読み取り専用です。

.NET ランタイム環境。framework または core として返されます。ランタイム環境を設定するには、version 引数を指定して dotnetenv を呼び出します。

例: core

Status — プロセスのステータス

読み取り専用: notloaded (既定値) | loaded

この プロパティ は読み取り専用です。

プロセスのステータス。loaded または notloaded として返されます。ランタイムは、NET パッケージまたは System パッケージの関数を呼び出すと読み込まれます。

例: loaded

Version — .NET のバージョン

読み取り専用: string

この プロパティ は読み取り専用です。

.NET のバージョン。string として返されます。この情報は、ランタイムが読み込まれた後に使用可能になります。値が "" の場合、Status は notloaded です。

例: ".NET 6.0.25"

RuntimeLocation — ランタイム環境のフォルダー

読み取り専用: string

この プロパティ は読み取り専用です。

ランタイム環境のフォルダー。string として返されます。この情報は、ランタイムが読み込まれた後に使用可能になります。値が "" の場合、Status は notloaded です。

例: "C:\Program Files\dotnet\shared\Microsoft.NETCore.App\6.0.25\"

バージョン履歴

R2022b で導入

参考

dotnetenv