Windows システムにおけるランタイム ライブラリ パスの設定
実行時に環境変数 Path を設定して、オペレーティング システムに対し、API 共有ライブラリが置かれている場所を指定します。値を次の MATLAB® コマンドによって返されるパスに設定します。
res = fullfile(matlabroot,'bin',computer('arch'))
アプリケーションを実行するたびにパスを変更
Windows® コマンド プロンプトからランタイム ライブラリのパスを設定するには、次のコマンドを入力します。ここで、res は fullfile コマンドから返される値です。Windows コマンド プロセッサを開くたびにパスを設定します。
set PATH=res;%PATH%
Windows プロンプトを開くたびにパスを設定します。
パスを恒久的に変更
ランタイム ライブラリのパスを恒久的に res に設定するには、コントロール パネルを使用して変数 Path を変更します。設定を有効にするには、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じた後、新たにコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
ランタイム ライブラリのパスを削除するには、同じ手順に従って、変数からパス名を削除します。
トラブルシューティング
使用しているシステムに複数のバージョンの MATLAB がインストールされている場合、エンジン アプリケーションのビルドに使用するバージョンは、システムの Path 環境変数リストの最初になければなりません。そうなっていない場合、MATLAB は「Can't start MATLAB engine」を表示します。