Linux での Fortran エンジン アプリケーションのビルドと実行
この例では、Linux® プラットフォームで例 fengdemo.F をビルドして実行する方法を説明します。
MATLAB® を開きます。
matlabroot (MATLAB がインストールされているフォルダー) コマンドの値を書き留めます。後でこの値を使用して、setenv コマンドでランタイム ライブラリ パスを設定します。
matlabroot
現在のフォルダーが書き込み可能であることを確認し、例をコピーします。
copyfile(fullfile(matlabroot,'extern','examples','eng_mat',fengdemo.F'),'.','f')
アプリケーションをビルドします。
mex -v -client engine fengdemo.F
ランタイム ライブラリのパスを設定します。このコマンドは LD_LIBRARY_PATH の値 (存在する場合) を置き換えます。詳細については、Linux システムにおけるランタイム ライブラリ パスの設定を参照してください。
setenv LD_LIBRARY_PATH matlabroot/bin/glnxa64:matlabroot/sys/os/glnxa64
パスを設定します。必ずパスの終端文字 : を含めてください。
setenv PATH matlabroot/bin:$PATH
例を実行します。fengdemo アプリケーションはシステム パス上に存在しなければなりません。
./fengdemo
MATLAB が起動し、Figure が表示されます。
システム プロンプトで 1 <Enter> と入力して続行し、終了します。