他のリリースからの設定のインポート
新しくインストールしたバージョンの MATLAB® を初めて起動すると、システムにインストール済みの以前のリリースから設定のインポートが試行されます。MATLAB は、以下のガイドラインに従って設定フォルダーを検索します。
MATLAB はリリース R2019b 以降の設定フォルダーを検索します。この条件に一致する 1 つ以上の設定フォルダーが見つかると、MATLAB は最新のバージョンからファイルを移行します。
たとえば、R2025a の起動時に R2024b と R2023b の両方のリリースの設定フォルダーがある場合、MATLAB は R2024b の設定フォルダーから R2025a の設定フォルダーにファイルを移行します。
R2021b より前: MATLAB は 3 つのリリースのみをさかのぼって検索します。たとえば、R2021a を起動すると、MATLAB は R2020b、R2020a、および R2019b の設定を検索します。
有効な以前のリリースの設定フォルダーが存在しない場合、MATLAB は起動しているリリース用の既定の設定ファイルを作成します。
インストール済みのバージョンより古いリリースをインストールする場合、MATLAB はそのリリースより新しいリリースの設定をインポートしません。
設定フォルダーの絶対パスを確認するには、MATLAB コマンド ウィンドウに「prefdir」と入力します。設定フォルダーの名前は、実行しているリリースの名前と一致します。たとえば、MATLAB R2025a の場合、設定フォルダーの名前は R2025a です。
prefdir
ans =
'C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R2025a'macOS と iOS では、設定フォルダーは別の隠しフォルダー内にある可能性があります。この場合、以下の手順で隠しフォルダーにアクセスします。
Finder で、[移動] 、 [フォルダへ移動] を選択します。
表示されるダイアログ ボックスで、
prefdirから返されたパスを入力して Enter キーを押します。
既定の設定の使用
以前のリリースから設定をインポートする代わりに、新しいリリースの既定の設定を使用できます。既定の設定を使用するには、対応するリリースの設定フォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。設定フォルダーの絶対パスを確認するには、prefdir コマンドを使用します。
たとえば、R2025a の既定の設定を使用するには、MATLAB を起動し、コマンド ウィンドウで「prefdir」と入力して設定フォルダーの場所を確認します。
prefdir
ans =
'C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R2025a'C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R2025a のすべてのファイルを削除してから、MATLAB を再度起動します。すべての設定が既定値に設定されて MATLAB が起動します。保存するファイルは history.m です。詳細については、コマンド履歴設定の変更を参照してください。または、新しいリリースをまだ起動していない場合は、そのリリース用に空の設定フォルダーを作成します。これにより、新しいリリースを開いたときに MATLAB が設定をインポートするのを防ぎ、代わりに既定の設定を使用するよう強制します。たとえば、MATLAB 設定が C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB フォルダーに保存されている場合、MATLAB R2025a の既定の設定を使用するには、フォルダー C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R2025a を作成します。