mxIsInf (C および Fortran)
入力が無限であるかどうかを判別
C 構文
#include "matrix.h" bool mxIsInf(double value);
Fortran 構文
#include "fintrf.h" integer*4 mxIsInf(value) real*8 value
引数
valueテストする倍精度浮動小数点数
戻り値
値が無限である場合は logical 1 (true)、それ以外の場合は logical 0 (false)。
説明
mxIsInf を呼び出して、value が正の無限大または負の無限大に等しいかどうかを判断します。MATLAB® は Inf という名前の永久変数に無限大の値を格納します。この変数は、IEEE® 算術の正の無限大を表します。変数 Inf の値はシステムに組み込まれています。したがって変更することはできません。
無限大を返す演算子には、以下のものがあります。
ゼロ除算。たとえば、
5/0は無限大を返します。オーバーフローとなる演算。たとえば、
exp(10000)は、マシンで表現するには結果が大きすぎるため、無限大を返します。
value が NaN (Not-a-Number) に等しい場合、mxIsInf は false を返します。言い換えると、NaN は、無限大と等価ではありません。
例
例を開くには、次のように入力します。
edit([fullfile(matlabroot,"extern","examples","mx","filename")]);
ここで filename は、次のようになります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入