mxCreateLogicalArray (C)
N 次元 logical 配列
C 構文
#include "matrix.h" mxArray *mxCreateLogicalArray(mwSize ndim, const mwSize *dims);
引数
ndim
次元数。2 より小さい値を
ndim
に指定した場合、mxCreateLogicalArray
は次元数を自動的に 2 に設定します。dims
次元配列。次元配列の各要素には、その次元の配列のサイズが含まれています。たとえば、
dims[0]
を5
に設定し、dims[1]
を7
に設定すると、5
行7
列のmxArray
が確立されます。配列dims
にはndim
要素があります。
戻り値
作成された mxArray
へのポインター。スタンドアロン (非 MEX ファイル) アプリケーションで失敗した場合、NULL
が返されます。MEX ファイルで失敗した場合、MEX ファイルは終了し、制御は MATLAB® プロンプトに戻ります。関数は、mxArray
を作成するのに十分な空きヒープ領域がない場合、失敗します。
説明
mxCreateLogicalArray
を呼び出して、mxLogical
要素からなる N 次元の mxArray
を作成します。mxArray
を作成した後、mxCreateLogicalArray
はそのすべての要素を logical 0
に初期化します。mxCreateLogicalArray
は mxCreateLogicalMatrix
とは異なり、後者は 2 次元配列しか作成できません。
mxCreateLogicalArray
は、作成した mxArray
を格納するための動的メモリを割り当てます。作成した mxArray
を使用し終わったら、mxDestroyArray
を呼び出してそのメモリの割り当てを解除します。
MATLAB は、dims
引数に指定されている、後に続く大きさが 1 の次元を自動的に削除します。たとえば、ndim
が 5
で dims
が [4 1 7 1 1]
である場合、結果の配列には 4
x 1
x 7
の次元が含まれます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入